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身体を売る女性たち

二週開けての「ゴロウ・デラックス」・・・ものすごく重いテーマでした(汗) すごく考えさせられたし、なんだか泣けてきた。彼女たちに腹が立つからなのか、そうまでしないといけないほど思いつめてかわいそうだと思ったのかよくわからない。

第二十回課題図書 『売春未満』 中村敦彦著

Photo_18 売春を行う素人女性の実態に迫ったノンフィクション。不況が長引く現代において、普通の主婦やOLが簡単に身体を売ってしまう衝撃の事実と、その後の女性たちの悲劇が赤裸々に語られている一冊。

番組では、三人の実際に売春をしてお金を稼いだことがある女性たちを中村さんがインタビューするVTRと共に進みます。普通の夫も子供もいる主婦の方が、借金ができてしまったことで売春をする。死にたいと思ったときに、死ぬ気ならなんでもできると自分の葬式代だけは稼いでおこうと思った女性。なんとなく目的はないけど、貯金のためにスカウトされたままAVの仕事を始めたOL。話を聞いていると、そんなに悪いことをしているわけではないのかなと思わせるぐらい、簡単にそして笑いながら話していることに怒りさえ覚えてしまった。

同じような境遇の人には、「お金が必要だと思わない人にはわかるわけがない!」と逆に怒りをぶつけられるかもしれない。でも、身体を売ることは違法であってこの件に関し、ご意見を頂いたので追記入れておきます。*厳密には、「売春」は18歳未満に対しての性行為は違法であるが、売春自体は刑罰の対象にはなっていないとされています、小島さんが言うように病気を移されることや、妊娠のリスクは考えないのだろうか。そして、何より家族にばれてしまったときに襲ってくることのほうが遥かに不幸だとは思わないんでしょうか。「バレたら困りますよね(笑)」と笑いながら言える女性たちに、大変なんだなとは思えなかった。正直、誰でも何かしら生活していて大変なことはあります。自分たちが悲劇のヒロインみたいになって、簡単に身体を売る女性たちに私は共感も同情もまったく感じない。

ただ・・・最後のナンバー1風俗嬢のインタビューは、少し他の素人女性たちとは違った。彼女は、中学一年生のときから風俗の仕事に手を染める。理由は話していなかったけど、何度もリストカットをしている手首を見せて周りを傷つけたいのかなと自己分析をする。学校にも行かず、人知れず劣等感を秘め、それでも風俗の世界では大成功なんだと語る。彼女にとっては、周りから何を言われようがこの世界ではプロで、ここでしか自分の価値を見出せないと信じている。もちろん、他の女性たちのようにそれでも風俗の仕事を推奨するわけではないけど、彼女には他に選ぶ道がなかったんだろう・・・。

吾郎が、今まで読んだ本の中で一番ショックだったと言っています。VTRを見ている彼の顔は、戸惑いと少し怒っているようにも見えた。男性としてどうコメントしていいのかわからなかったとは思うのだけど、いつものように吾郎らしいコメントでした。

吾郎 「きっと、動機は簡単なもんなんだよ・・・」
吾郎 「嵌っていって、ずっとその世界で稼げるのならまだいいけど、その前に価値がなくなってしまい漂流し続けてしまう」
吾郎 「先の不安でしか与えられない。そういう風に若者に思わせる世の中なのかな・・・」

あぁ・・・吾郎のコメントは本当にどの人の側にも立てる人の言葉だなぁと。私とは違う(笑) 最後にちゃんとホッとする冗談で締めてくれるお二人。

吾郎 「こんなこと僕は考えないで、芸能界エリートコースを進んできましたけど」
小島 「芸能界の貴族crownですからね(笑)」

さすが「ゴロデラ」! 実際は、吾郎にも表では言えない大変なことがたくさんあるとわかっています。エリートコースなんかじゃなくて、茨の道ですよね(笑)


【お知らせ】
吾郎の舞台のお花企画に参加された方へ
千秋楽に吾郎に贈るメッセージは、10月16日(日)が締め切りですので、まだの方は忘れないように送ってくださいね。

「ゴロウ・デラックス全国放送に向けて」のアンケートにはたくさんのご協力ありがとうございました。各局へは、週末明けに郵送したいと思っています。アンケート結果は、また後日発表させて頂きますね。

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コメント

Kazuyoさん、「ゴロウ・デラックス」は本当に笑いだけの芸人さんが進める深夜番組とは一線を画す番組ですね。今回は拝読していて心重くなるテーマですね。吾郎ちゃんも本を読んだ以上にVTRをご覧になられてモヤモヤされた事でしょう。それでも発せられるコメントは本当に的を得たお言葉ですね。「今の世の中が若者をそう思わせる」たしかに世の中がそうさせるのかもしれないけれどそんな世の中にしたのも大人だけではなく若者や子供だってしてきた一員のように思えるけれど。まだ彼女達は自分の意思で売春をやっているけれど戦前は自分の意思とは関係なく家族の為人減らしの為もっとせっぱ詰まっていた時代とは違うような気がします。と同時に世界が先の大戦の前に似てきているのがとても怖いですね。プロフェッショナルを拝見した後の吾郎ちゃんのトーク番組、言葉に重みを感じます。思いテーマでも実際に拝見するのが楽しみです。

投稿: ピカチュウ | 2011/10/17 00:30

ribbonピカチュウさん
今回のテーマは本当にどう記事をあげていいのか悩んだので、コメントを入れるのも難しいと思います。先の三人の素人さんのインタビューも笑いながら話すので違和感を感じたのですが、そうでもしないと語れないほど辛くて厳しい状況だったのかもしれない。特に主婦の方は、家族には相談できない借金だったので余計に。吾郎のコメントを聞いてもらえればわかると思うのですが、彼にも否定の考えはあると思うんですね。でも、絶対にそうは言わない。自分が批判のような感想を書いて思ったのですが、誰かの言葉に否定として意見を述べるのは実は「簡単」なんです。それによって自己主張ができるので。テレビで識者のように弁論をする人がすごいように見えますが、吾郎のように全ての人を受け入れてから自分の考えを述べるほうが遥かに難しいと感じます。この間放送された、スマップの「プロフェッショナル」でもどの意見も否定せず受け入れてから「でも」と自分の考えをしっかり言える。最後の言葉でも、「人を否定せず」メッセージを伝えるのがプロだという彼の考えはブレがまったくないですね。そちらの地域で今回の「ゴロデラ」が放送されるときに、吾郎のコメントをその辺を思い出しながら見てください。素晴らしいですよ。

投稿: Kazuyo | 2011/10/17 01:19

kazuyoさん、こんにちは。先週の「ゴロデラ」は、とても重い内容でしたね。あまりにも重すぎて、私も吾郎ちゃんと同じく、ショックを引きずってしまいました。私も、笑いながら売春の話をしてる人達に怒りを通りこして、呆れかえりました。滅多に怒らない吾郎ちゃんもこれには、怒りますよね。私も、妻子がいながら、体を売る人に同情もしたくないし、理解もしたくありません。なにもわからない旦那さんの事を考えたことがあるんでしょうか?ましてやお子さんがこの事実を知ったらと考えるだけで、その子の心のケアが心配です。自分は悲劇のヒロインみたいに思ってるのか分かりませんが、結局、家族よりも自分のことしか考えていないんですよね。確かに、お金に困ってどん底に落ちてる方はたくさんいます。それでも必死で働いて、汗ながしながら生活してるのに、あんなふうに「売春しました」みたいに言われたら、本当に腹立たしいし、許せません。中には生活苦の為にどうしてもという方もいるのに…。もう、怒りしか覚えませんでした。でも、一番最後にでてきた方は、私も、友人がリストカットの経験があるので、痛いぐらいその子をみてると苦しかったです。彼女自身も、簡単な言葉では言い表せないくらい辛かったでしょう。彼女の暗い表情が物語ってると思いました。でも、ありきたりな言葉になるかもしれないけど、生きてほしい。リスカをして、「生きてる」って事を実感したいのかもしれない。でも、自分の体傷つけないで(涙)確かに世の中、人間みんな信じられなくて、嫌になることもあると思う。でも誰にだって、幸せになる権利はあるんです。きっとこれから先自分が、楽しいとおもえる事が起きたり、大切な人が必ず現れる、生きがいを見つけることが絶対できると思います。だから自分の命、体大事にしてほしいです。私は、(個人的な事で申し訳ありませんが)戦争で犠牲になった、生きたいと思うことすら許されなかった十代の女の子達のことを伝える仕事をしています。彼女達の分まで長生きしていってほしいです。また、不治の病に侵されてしまった人達の為にも…。何度も言いますが、辛くても、苦しくても、「死」だけは、選ばないでほしいです。きっと明るい光はみえますよね。綺麗ごと言うな!と言われるかもしれないですが、きっとあの子のことぜんぶ好きって、支えになってくれる人がどこかに必ずいると思います。私は、そう信じたいです。あの子には、幸せになってほしいです。私の友人は、私が吾郎ちゃんのファンなので、つられて友人もファンになったんです。それからは、いつも表情が明るくて、リスカもしなくなりました。私にとって吾郎ちゃんは、友人を救ってくれた「恩人」です(笑)

投稿: さおり | 2011/10/20 14:51

kazuyoさんこんにちは。二度もコメントすみません。よくよく考えてみると、やっぱり、誰にも、家族にも言えないことは、ありますよね。人間言えないことは一個や二個あるものです。借金となれば、自分だけではなく、家族にも、周りの人にも迷惑をかけてしまうかもしれない…。だからほんとは売春なんてしたくないけど、家族に言えないのは苦しいけど…と思う気持ちだったのかもしれません。でもやはり、売春はいい解決策とは絶対思えないし、自分だけじゃなく、家族も傷つけることになってしまうんです。それだけは、分かってほしいです。「簡単に言わないで!」と言われるかもしれないけど、私は、そう思います。あと、その人の立場になって、意見を言う吾郎ちゃん、素敵です。「人の立場になり考える、相手を否定しない」心理学で習いました。吾郎ちゃんには、これが完璧にできてるし、どんな相手にも分け隔てなく接している。許せないことだけど、まず、その人の気持ちになって考える、どうしてこのような事をしてしまったのか?それを考える。彼の人柄が表れてると思いました。私も、人生の先輩として吾郎ちゃんのこと尊敬してるし、私も吾郎ちゃんのような人になりたいと思いました。

投稿: さおり | 2011/10/20 16:25

ribbonさおりさん
今回のテーマは、語れば語れるほどわからなくなりますよね(苦笑) 番組の中でインタビューを受けた人もそこにいきつくまではいろいろ考えたと思うし・・・やはり、他人にはわからない悩みは持っていたと思うので。売春をした素人の女性の中には、番組に出演した方たちとは比べられないぐらいもっと深い闇に落ちてしまった人もいると思うし。ただ、自分と同じ考えではないとどうしても受け入れられないというのは、別に今回のテーマに限ったことではないと思いますね。テーマが重いので、違う意見の人とは対立するような形になってしまう。だから、記事にするのは悩んだんです。でも、番組にしろMCのお二人にしろそうですが、私も表で何か意見を言う以上やっぱり売春を推奨するようなことは言えないわけです。いろんな思いがあって、それでも売春という方法を決断したのなら、もうそれは他人がいろいろ言うことはではないので。でも、番組で売春をしてもいいんだよという方向には絶対に持って行けないです。そんな状況での吾郎のコメントは、やっぱりすごいなぁと思ったのが今回の一番の番組の感想かもしれません。

お友達ですごく生きることに悩んでいた方がいらっしゃるんですね。吾郎のファンになってくれて、人生が楽しく明るいものになってくれたのなら本当に友人として嬉しいと思います。ここで書くことではないのですが、私は親友を10年以上前に病気でなくしています。彼女はすごく木村くんが大好きで、調子が悪いときにも私に電話をしてきて「拓哉、今日テレビでかっこよかった?」と何をおいてもそればかり聞く。しんどくてもライブに参加したくて、途中で医務室で休みながらも木村くんの姿を見て笑顔だった。スマップがいなかったら彼女のあんな笑顔をずっと見れなかったかもしれない。私が彼女を思い出すときは、ありがたいことにそんな笑顔だけです。だから、さおりさんと同じで、生きているだけで幸せじゃないかという想いが強く、人生を投げやりになってしまう人が理解できないんだと思います。悩みは誰にでもある。でも、自分を大事にしてほしいですね。

投稿: Kazuyo | 2011/10/21 04:14

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