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黙って怒る人

年が明けてからの通常放送は二回目の放送ですが、課題図書を出して著者をゲストにお呼びするといういつもの企画として放送されるのは今夜が初めての「ゴロウ・デラックス」でした。やっぱり、この番組はこの流れが一番いいですね。

第三十一回課題図書 『教育してます?』 内田春菊著

Photo_7 作家、内田春菊が父親の違う4人の子供の母として教育について思うことを、自らの壮絶な過去やスキャンダラスなプライベートを交え、赤裸々に綴った今話題の一冊。

内田さんは、漫画家としてのほうが私には印象が大きいのですが、自伝的小説『ファザーファッカー』の著者としても有名ですよね。そんな内田さんは、実は吾郎とは昔からの知人とのことですが、私も何か昔の記事で聞きかじったことがあります。吾郎曰く、「ドラマ『東京大学物語』のプロデューサーさんが共通の知り合いだった」と。確か、舞台も観に来てくださったんですよね。お互い、「変わらないですねぇ」という和やかなトークから始まります。

しかし、このあとの内田さんの生きてきた人生がすさまじかったので、吾郎がだんだん無口になり眉間に皺を寄せる様子がおっかなくて・・・そして、美しかった(爆) この吾郎の表情はあとで書きますが、とりあえず最初は内田さんの本の朗読から。父親が違う子供さんが4人いらっしゃるんですが、まだ娘さんが幼い頃から中絶したことがあることも正直に答えていたというから驚きです。一見、とんでもない母親のようにも感じるのですが、内田さんのお話を聞いていると周りから間違った噂を立てられて聞かされるより、母親から真実を先に話しておいたほうがいいという自分の経験からくるようです。

とにかく養父となる人(母親の再婚相手)が最悪な人間で、内田さんは性的虐待をされ、まだ十代の頃から家出を繰り返すことになる。そして、結婚、離婚を繰り返して子供が4人。子供の父親がDNA鑑定をするまで間違った認識でいたことなど、本当にあっけらかんと話されます。吾郎の表情を見ていると、「あぁ・・・怒っているなぁ(汗)」と傍目に見てわかるほど険しい表情をしているので、小島さんがその様子を読んでしっかり進行してくださっていました。なんせ、正直に吾郎はこのときの気持ちを言ってしまったので。

吾郎 「おかしいじゃないですか。だって、腹立ってきますもん。話、聞いていると」

これは、内田さんに怒っているとも捉えられるんですが、おそらく吾郎は内田さんが好きになってしまった男性たちのことを言っているんだと思います。結婚してすぐ離婚したり、妊娠しているのがわかって去っていってしまう男性とか・・・同じ男性として我慢できなくなってしまったのではないかと。吾郎さんは実はとても男らしい人で、それはフェミニストからもきていると思うのですが、そういう男性がいることが信じられないんだと思います。

内田さんは、なんだか少女のまま大人になったような人ですね。でも、4人もの子供さんをしっかり育ててらっしゃるわけだし、親太朗くんが一日漫画のアシスタントとしてお家に出向いたときにも、長男が親太朗くんに4コマ漫画の枠引きを教えてくれるのですがすごく素直に育った感じを受けました。内田さんは破天荒な母親のように思えたけど、彼女の子供の育て方はもしかしたら間違ってなかったのかもしれないと思った。そんな内田さんは、実はなんでも思ったことをいつも言っているかというとそうではなく、だから本を書くことで発散できるのだとおっしゃってました。

吾郎 「小島さん、まったく小説家にはなれないよ」 (いらんことを・・・(汗))
小島 「何よ!あのねぇ、ひと月にねぇ、二、三回会うぐらいでわかったつもりになってるかもしれないけどねぇ、私だっていろいろ思うところはあるのよっ!」
吾郎 「だって、全部発散してるじゃん」 (やめなさい、吾郎(笑))
小島 「してないよっ!」

二人とも笑って可愛くやりあってましたが、吾郎が今回いきなりだんまりになってしまったので、小島さんお一人でものすごく番組回してたよ。本当にありがたいパートナーだと思うので、楽しいんだとは思うけど「S心」はなるべく引っ込めておいてください(爆)

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コメント

内田春菊さん、漫画から勝手なイメージを抱いていましたが、ちょっと違ってましたね。実際にお顔を拝見して会話を聞くと、本当の人物像を知れたり新しい発見が出来るのが、この番組の良いところですよね。なんか私ね、春菊さんの方が、ずっと年上なのに、話を聞いていて、春菊さんの中に、あの性的虐待を受けてた15歳の少女がずっと見えてた気がしたんですよ。奔放に見える行為も、今でも母親に対する愛情への飢えから来るものじゃないかと思えたんです。だから駄目な男からの『自分が生まれてきた事を肯定してくれるのに対する思いが強い。』自分が生まれて来ない方がよかったのかと言う葛藤が見えて苦しくなった。あの時の中学生の春菊さんは、母親に守って欲しかった。助けて欲しかった。母親の愛情を感じたかったんだと思う。ずっとあの中学生の春菊さんが今も心の何処かに居て母親への愛情を追い求め続けてる印象を受けました。でも波瀾万丈な人生の中で子供というかけがえのない宝物を手にする事が出来て良かったですね。父親がどんなにダメな奴でも、写真の中の子供達の表情を見れば、春菊さんが愛情たっぷり注がれた事が伝わって来ます。そして仕事場での長男を見て安心しました。きっと母

投稿: ルナ | 2012/01/20 16:48

度々すみません。やっぱり携帯からだと長めのコメントは、毎回切れちゃうんですよね。先程の書き込みの続きです。きっと母親としてだけでなく、仕事面でも春菊さんの事を尊敬してることが分かって微笑ましかったです。今回は、吾郎ちゃんの心情を汲んで、小島さんが番組を回してくれたのには感謝ですね。本当に良いパートナーに恵まれて良かったね、吾郎ちゃん。こんなに良い番組だから、是非全国放送になって欲しいですよね。長々と失礼しました

投稿: ルナ | 2012/01/20 17:02

「ゴロデラ」通常版の新年はじめて回のレポありがとうございます。今回は著名な漫画家・小説家・女優の内田春菊さんがゲストだったのですね。吾郎ちゃんとは古いお知り合いとは意外でした。私は名前だけ存知あげているぐらいの知識しか持っておりませんのでKazuyoさんのレポを拝読して本当に小説家になられる方は壮絶な人生を歩まれた方しかなれないのではと思ってしまいます。吾郎ちゃんが無口になって黙って怒っている姿が美しいってKazuyoさんがお書きになったの、拝見はまだ出来ないのですがわかる気がします。ひれ伏したくなる位怖いのにお顔がお綺麗なんですよね。ある種仏像たとえば阿修羅の怒りのお顔のような感じとでもいうのでしょうか。お美しい怒りの表情、実際吾郎ちゃんにそんな表情で見られたら泣いちゃうと思いますが鑑賞だけなら見続けてみたい不思議な感覚に陥ります(上手く表現できなくてごめんなさい)。兎に角美しい人がどんな表情しても美しいですsign03 今回は小島さんに大いに助けて頂いてますが、吾郎ちゃんは多分小島さんを全面的に信頼し今回は常識ある人間の感想をストレートに出されたのでしょうね。私もKazuyoさんのご意見が当たっていて男性側について怒ってみえるような気がします。でも春菊さんは才能とチカラが御有りなのでそんなどうしようもない人間に長く付き合わなくてよかったですね。お子様にもそんな事が感じ取れるので素直にしっかり育つのでしょうね。吾郎ちゃんと小島さんの可愛いやり取りも含めて楽しみにしたいと思いました。

投稿: ピカチュウ | 2012/01/21 00:42

KAZUYOさん、こんばんは。吾郎ちゃん、怒ってましたね。私も聞いていて、腹立たく思いました。義父は、生きてる価値のない最低な人間で、こういう人(人とも言いたくない)がいるというだけで吐き気がします。それをなんとも思わなかった母親、それでも「母親」なのannoyまた、内田さんはきっと「私の事全部好きになってくれる人が必ずいる」と、思っていたと思います。きっとどこかにって…。その純粋な彼女の想い、幸せになりたい彼女の想いを無惨にボロボロにした男共を許さない。実は、私の友人も彼氏の暴力にあっていたんですが、私の前ではいつも笑ってたんです。その人は子供ができたら彼女と別れたんですが、彼女は子供を残し、病気で亡くなってしまいました。(現在は、お婆さんがみてます)最後まで病気の事も私や自分の家族に隠していた優しい友人でした。私は、彼女を救う事ができなかったんです。ただ、一緒にいてあげることしかできなかった自分が情けないです。吾郎ちゃんの怒りに満ちた顔…みんな吾郎ちゃんみたいに、紳士で優しければいいのに…その子も吾郎ちゃんのファンだったんだよ…っていう思いでした。内田さんと友人がクロスしてしまいました。内田さんは幸せになるべき人です。VTRの息子さん、いい息子さんで、母親を想ってる感じで優しそうでした。内田さん、かけがえのない、大切な子供達と幸せそうで、そこが救いですnote絶対幸せでいて欲しいですよね。あと、吾郎ちゃんを思いやってる小島さん、最高です。互いに支えあってるいいコンビですよね。最後、吾郎ちゃんの小島さんに対して、Sになってる吾郎ちゃんの笑顔、心が和らぎました。内田さんも、これから、ずっと笑顔でいてほしいですsign01

投稿: さおり | 2012/01/21 02:03

penルナさん
私も、内田さんはもう少しガンガン攻める感じの人だと思っていました。確かに、人生は波乱万丈ではありますが、話し方から受ける印象はおっとりされていますよね。言いたいことは、言葉にするのではなくて書くことで発散するということから、実際の人となりとギャップがあるのかもしれません。「ゴロデラ」では、著者の方の素の部分を見せてもらい考えていることを知ることができて素晴らしいですよね。本当に、こんな素敵な番組が全国放送にならないのが残念で仕方がないです。ルナさんが言われるように、内田さんは母親からの愛情が欠けていたから、目の前でストレートに「好き」だと言ってくれる人に無防備なまでに突き進んでしまう人なんだと思います。父親にも、そして守ってくれるべき母親からも愛されていなかったと感じていたのは厳しいですよね。世の中にはそういう方たちも大勢いるけれど、自分が親になったときに同じように子供に虐待をしてしまう人もいる。だけど、内田さんは自分の親を反面教師にして、子供たちにはすごく愛情を注がれた方ではないかと思います。女性から見たら、いろいろ苦言を言いたくなるような母親像ではありますが、子供たちが幸せそうに笑っている写真を見たときに「これでいいのではないか」と思わせてくれました。人それぞれ子供の育て方があって、一番大事なのは子供が幸せかそうでないかだと思うので。


penピカチュウさん
普通は、他人の人生のすさまじさを聞かされると思わず「大変だったんだなぁ」とか、同情してしまう表情になってしまうと思うんですね。でも、吾郎さんは違いましたね。怒ってしまうんですよ。どうして、そんな人間がいるのか・・・どうして、そんな男にひっかかるのかわかんなくなって怒ってしまうんです。内田さんとは、昔からの知り合いということもあって思わずその正直な気持ちを出してしまったんだと思います。内田さんからそんな話は聞いたことがなかったというのもあって驚いたんでしょうね。課題図書は、ゲストにお呼びする前に「宿題」(笑)として読んでいたと思うのですが、おそらく本には子供たちを育ててきたことは書いてあるけど、内田さんご自身の人生は詳しくは掲載されていないんだと思います。(憶測ですが・・・) だから、「ゴロデラ」でフリップにして出され、内田さんの口からその壮絶な体験をガードもなく突きつけられて何も言えなくなって怒ってしまった。同情なら誰でもできる。でも、怒れる吾郎さんは素敵だと思いましたね。視聴されるときに、そんな部分も踏まえつつ吾郎の美しい表情を堪能してください。


penさおりさん
不謹慎だとはわかっていても・・・吾郎が怒っている顔がとても美しくて感動した吾郎ファンも多いと思います。男性がよく怒っている女性を見て「セクシーだ」と言いますよね。あれ、まったく女性側からは理解不可能だったのですが、今回すごくよくわかった(笑) 友人で男性から暴力にあっていた方がいらしたんですね。傍から見ていると、なんでそれでも一緒にいるのか別れればいいのに・・・と思っていても、女性でそれができない人は多いと思います。好きになったら、たとえ暴力を振るう男性でも一緒にいたいと思ってしまうんですよね。どんなに説得しても、本人が離れたいと思わない限り助けてあげられない。内田さんの場合は、それを思うと子供が中心なんですよね。子供がほしい、子供を幸せにしてあげたい。ダメだと思う男性とは別れていった人だと思うので。確かに、過去の男性関係を聞いていると、なんて男性を見る目がない人なんだと思いますが、そのたびにちゃんと子供のことを考えて実行しているように思います。そこが、彼女は救われるところですよね。吾郎と小島さんに関しては、いろんなテーマを最後にはしっかりバラエティ番組として締めてくれるのが助かっています。基本は、笑える毒舌マシンガントークの番組なので。そこを外さないでいてくれるのはありがたいですね。

投稿: Kazuyo | 2012/01/22 01:07

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