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説明のできないもの

只今、「ゴロウ・デラックス」は飛んでしまう週が多いのですが、今回は先週までの明るいノリとはまた赴きが違った感じになりましたね。取り上げる本によって、ガラリと雰囲気が変わるのもこの番組ならでは。

今回の吾郎さんも、グレーのスーツに蝶ネクタイで黒縁メガネというクールな装いですが、靴は意外にもカジュアルなグレーの紐靴でそれもなんだか吾郎が合わせるとものすごくお洒落に見えるところが素晴らしい(笑) 小島さんも夏らしいブルー系ボーダーワンピースという爽やかながら・・・テーマは超能力や霊能力。BGMに他局の吾郎さんの「ほんとにあった怖い話」を流してくれます。今年もしっかり放送があるので楽しみです。

第五十回課題図書 『オカルト ~現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ~』 森達也著

Photo かって一世を風靡したスプーン曲げ超能力者や、心霊体験、UFOなどの常識を超えた現象の数々。著者の森さんは、オカルトジャーナリストではなく、実際に起きた物事の真相を究明したいとテレビや映画の世界で問題作と言われるドキュメンタリーを撮ってきた映画監督さんでもあります。放送業界が「タブー」だと言っていることはタブーというわけではなく、「取り扱い注意」である。取り扱いさえ間違えなければ問題ないと森さんは言っておられます。案外・・・「ゴロデラ」ってそういう番組ですよね(笑)?

オカルトファイル その1:スプーン曲げ 清田益章
1970年代の超能力少年ブームで、「清田少年」として一斉を風靡。その後、インチキとバッシングされるも今でもスプーン曲げに固執されているとか。ここで、吾郎が森さんと清田さんとのワンシーンを朗読します。一度、テレビでトリックを使っていたと発言したことがあり、テレビから引っ込まれたようです。彼曰く、毎回スプーンを曲げられるわけではなく、テレビではトリックを使ってでも曲げないといけないというのがあるらしいのですが・・・私も、どちらかというとリアリストなので、コメントできない。

オカルトファイル その2:霊能力者 秋山眞人
霊視、催眠術、そして宇宙人とのテレパシー能力を持ち、数々のテレビ番組に出演。ここに、宇宙人が入ってくるから胡散臭く捉えられる。なんせ、UFOにも乗ったことがあると言われているらしい。これは・・・どうしたら(笑) 私は、霊はまだしもUFOを信じていないので申しわけないけどさらにノーコメントです(笑)

オカルトファイル その3:恐山のイタコ
東北地方にいる巫女の一種で、自分の体を死者の霊の拠り代として、生きている者と対話させる口寄せを行うのがイタコである。霊山と言われる恐山では、毎年大祭の時期には死者と話をしたいとたくさんの人が訪れるらしい。森さんは、これはもう生きている人のためのものではないかと言われています。お墓もある意味そうですよね。死んだ人を弔うというのもあるけど、残された人の心のよりどころというのがあると思うので。心の中で亡き人との思い出を大切にしていくことのほうが大事なのではないかと。だって、本当に話すことができるのなら、私だって恐山に行って話したい人がいる。でも、きっとそれは違うんだろうと思うので。

ここで、吾郎さんが親太朗くんに「沖縄にもユタという方たちがいるんだよね?」と振ります。沖縄のユタは、占い師のようなものでもあるので、アドバイスをしてくれる心の拠りどころという位置にもなるのでしょうか。親太朗くんのお母さんがユタにみてもらったときのエピソードで、スタジオが笑いの渦に(笑) 森さんの、「本当は、きみ死んでいるんじゃないの?」は笑いました。

オカルトファイル その4:勝手に開く自動ドア
毎日、同じ時間に誰もいないのに自動ドアが開くお寿司屋さんがあるという。実際に、森さんが行ってみたところ、まさしく4時40分頃に自動ドアが開き、しばらしくしてからまた開く。どうやら、常連さんのおじいさんが、亡くなったあとも食べに来ているのではないかと言われているそうです。これは、信じます。そういうことは、きっとあると思うので。

森さん自身は、究明するとは言っていても、世の中には白黒はっきりできることはほとんどなく、説明しきれないけどグレーの領域に自分たちは包まれているんだということのほうが正しいのではないかと。今回は、吾郎があまり話さなかったんですけど、じっと森さんの顔を見て静かに聞き頷いたりしていて、その横顔が本当に美しかった(笑) 吾郎は、本当に聞き上手だと思う。森さんが言いたいことを番組で言ってもらうには、あまりMC側が話す必要はないと思うので。実際、吾郎自身はこういった能力をどう思っているのかは聞きたかったかな。

オカルトとは、ラテン語で「隠されたもの」の意味。そっとしておくことも大事なのかもしれない。

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コメント

Kazuyoさま

この番組は、私自身紹介されなかったら先ず手に取って見ることのない本を、作者の解説と吾郎、小島さんという魅力たっぷりな2人の朗読付きという贅沢な内容に嵌っています。

今回も前回とは違う振り幅の広さに驚くと共に、その時、その時によって見事に対応する吾郎に感心しています。本を紹介して作者から話を聞くのがメインの番組ですから聞き役に徹する吾郎のホストぶりは素晴らしいと思います。作家さん達が出演したいと申し出るのも分かりますね。

超能力や霊能力を全否定はしないものの、昨今のそれらしき番組を見ていると疑心暗鬼になります(苦笑)ただあの中で、スプーン曲げで一世を風靡した清田さんが、スプーンを曲げられる時と曲げられない時があると言われていたことが、正直で人間味があっていいなぁと感じました。

いやぁ~、毎回勉強になる内容で新たな知識を得られるという貴重な番組ですね。それが美男、美女付きですからお得感いっぱいです。今回の話を聞いて、まだまだ続く?メンタリストも、また違った目線で見られそうです(笑)

投稿: さやか | 2012/07/30 10:41

Kazuyoさん、ゴロデラ先週は放送されて良かったです。今回もレポありがとうございます。本当にゴロデラはKazuyoさんやさやかさんがおっしゃるようにタブーのない振り幅の広い番組ですね。スタッフさんの一本心が通った番組で吾郎ちゃんと小島さんのお客様に接する変わらない姿勢が番組に現れているからほとんどイヤな感想をもちません。本当に吾郎ちゃんは聞き上手ですね。今、日本では人の話をちゃんと聞ける人が少なくなりました。TVで国会中継や討論番組など拝見しても見てられない状態をよくお見かけします。ゴロデラを拝見する事で会話の大切さも解りますね。やっぱり全国放送してほしい番組ですね(地道に地元放送局にお願いし続けなければ!)。今回の話題の「オカルト」私はちょっとニガテな所もあります(本怖も吾郎ちゃんが出ていなければパスしていたかも・・・)。ラテン語の隠されたもの・・・本当に勉強になります。

投稿: ピカチュウ | 2012/07/31 00:19

nightさやかさん
「ゴロデラ」は、本当にいろんなジャンルの本を取り上げてくれますよね。自分ではきっと手に取らなかったであろう本も、この番組で紹介してもらうと全て読みたくなるから不思議です。今回の「オカルト」に関しては、私はもっと違った観点で書かれた本だと思っていたのですが、いろんな摩訶不思議な能力を突き詰めることによってグレーの部分がこの世にあることも大事だということが著者の森さんは言いたかったのかなぁと。吾郎がとても真剣なまなざしでお話を聞いているのを見て、自分が論じているときに真正面からこんなまっすぐな目で聞いてもらったらさぞかし気持ちいいだろうと思いました(笑) 適所適材のコメントも大事だとは思いますが、じっくり聞いているくれる人がいるだけでいいときってありますよね。敢えて、肯定も否定もしない。その受け止め方こそ、今回の森さんにはとても心地よいものだったのではないかと思いました。最後のスプーン曲げが結局できなかった清田さんですが、過去トリックを使ってまで曲げることに固執しなければならなかったときとは違い、番組側の意図を知って挑戦してくれたんでしょうね。とても良心的な番組だと思います。吾郎らしが出ている番組ですよね(笑)


nightピカチュウさん
タブーとは、作る側の「取り扱い」如何によって放送しえることでもある。深いなぁと(笑) 昨今、バラエティ番組では、タブーどころか見ていて不快に思うことも多い中で、元来の「タブー」の意味とは違った意味でテレビが一人歩きしているような感じを受けます。見ている人が嫌な思いをせず、楽しんで見ることができれば、それはタブーにならないのではないかと。一本筋が通ったこの番組が、本当に全国放送になればいいなぁと思います。同じような番組がただ流れているだけの世の中で、もっと視聴者が自ら選べることのできる番組がもっと増えてほしい。笑えばいいってものじゃないし、笑いの価値を変えていってほしいですよね。大げさでもなんでもなく、「ゴロデラ」はそれができる番組のひとつだと思うので。吾郎ファンは、怖いものが苦手な人が多いですよねぇ。今年の「ほん怖」もきっとまたパワーアップしているのではないでしょうか。私は、素直に楽しみですが(爆)

投稿: Kazuyo | 2012/07/31 05:51

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