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深夜すぎの魂の叫び

いつも、普段の番組ではゲストとして出演されない方たちが出演されるのが「ゴロウ・デラックス」のいいところですが、今回はまた趣向を変えて実に興味深いゲストの方が来てくださいました。

オープニングトークは、いつもと同じように吾郎と小島さんが立ちながらトークというのは変わらないのですが、バックが暗幕で声も響いている感じ。何が始まるのかと思えば、吾郎曰く「MUSIC FAIR」みたいな感じというそのままに、なんとライブがスタートするというサプライズでした。

♪生きてるって言ってみろ♪ 友川カズキ

今夜のゲストは、70年代フォークの異端児にして、多くの有名アーティストから今なお絶大な支持を集める伝説のフォークシンガーである友川カズキさん。その歌声は魂をゆさぶる・・・まさしく、70年代のフォークですね。少しパンクっぽくて、歌詞にメッセージが強く織り込まれている。わかりやすく言えば、今の長渕剛さんみたいな歌い方と言えば、見れなかった方たちにはわかりやすいでしょうか。(もしかしたら、長渕さんも友川さんに影響を受けたんじゃないだろうか・・・)

第六十八回課題図書 『友川カズキ歌詞集 ~1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく ~』 友川カズキ著

Photo 絶叫する哲学者とも言われる、伝説のフォーク歌手。魂の歌詞集。実は、この番組の最初のほうにご出演してくださった作家の西村賢太さんとはお知り合いで、この歌詞集でも対談が掲載されています。なんとなく、通じるものが確かにある。どちらも、自分をしっかり持っていて、周りに感化されず、それでいてお話すると温和でよくお話してくださる。

お酒が好きで、ギャンブルが好きで、タバコも吸われる・・・ということで、西村先生が来られたときと同じくワンカップを飲みながらの収録となりました(爆) そんな友川さんの交遊録が面白く、友川さんの曲が気に入って自ら曲を提供しほしいとお願いに来られたのは、ちあきなおみさん。彼女に作った曲『夜へ急ぐ人』で、彼女は紅白出場。また、武田鉄矢さんとは『3年B組 金八先生』でドラマ共演。このドラマで、ライブハウスで歌っているシーンを撮影。そして、最近、この番組でロケで訪れた赤塚不二夫先生とは飲み友達だったようで。(というよりは、もっぱら赤塚先生がお酒をいつも飲ませてくれていたらしいですが(笑)) こうやって見ると・・・吾郎が言ったように、とても「ゴロデラ」に相応しいゲストの方なんだなぁと(笑)

ここで、親太朗くんが友川さんのご実家であるというアパートを訪れるロケのVTRが入ります。なんと言ったらいいか・・・西村先生が芥川賞を取られる前に住んでいたという鶯谷に吾郎と小島さんが西村先生とロケをしたことがありますが、そんな感じのアパート。なんとも、歌だけでなく生活も70年代のままといった感じ(笑) でも、ご本人は自由に楽しく生活しておられるよう。親太朗くんは、ここで友川さんに競輪のギャンブルdollarを一緒にして意気投合。ご飯まで食べさせてもらって帰ったのだとか(笑) 親太朗くんも、「ゴロデラ」に非常に適した人ですよね。どんな方にもフラットで接することができて臆するところがない。吾郎もそういうところがあって、ゲストの方が吾郎相手だと毎回饒舌になるもんなぁ・・・そして、小島さんがうまく締めてくれるんですよね。改めて、いいトリオだと思いました。

最後は、吾郎と小島さんが友川さんの曲『トドを殺すな』の歌詞を朗読して、実際にライブで歌ってもらうことに。この「トド」というのは、あの動物のトドでいいんだろうか。それとも、何かを喩えて使われたのか・・・ちょっと、そこのところを友川さんからお聞きしたかったけど、こういうのはそれぞれの解釈でいいのかなぁ。

トドを殺すな♪ 友川カズキ

友川さんは、最近、ナインティナインの岡村さんがとても気に入ってラジオ「オールナイトニッポン」にお呼びしたことから、若い人たちの間でまた注目が集まっているようです。でも、テレビに出演したのは十何年ぶりということで、きっともう出ないと思うとご本人がおっしゃっていましたが、よく出演してくださったなぁ。なんだか、「ゴロデラ」って、過去出演してくださったゲスト陣を考えてみても・・・すごい番組なのかもしれない(笑)

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コメント

Kazuyoさま

友川さんがフォーク歌手というのは存じ上げていたのですが、不勉強で歌を聴くのは初めてでした。ギターの力強く、それでいて美しい音色に先ず驚き、五臓六腑に沁み亘るような歌声に驚きました。まさに魂の叫び!ですね。60代の友川さんのエネルギーに圧倒されて番組がどう展開していくのかちょっと心配でしたが、そこは何時もの吾郎マジックで友川さんの表情が変っていく様子が手に取るように分かり、さすが吾郎さん!でした。吾郎、小島さん、山田君、夫々の個性が上手く出ていて、Kazuyoさんがおっしゃるようにいいトリオですね。

お洒落で、お酒とギャンブルが好き。自分の思うがままに自由に、周りに流されず生きてこられた友川さんを羨ましく感じました。

テレビ出演をあまりなさらない方達が出演を承諾してくださる裏には、吾郎をはじめキャスト、スタッフのゲストに対する真摯な対応が評判を呼んで「あの番組なら出てみよう」という気持ちにさせるのではと推測しています。内容も深夜に相応しく自由に話を広げられるし、お酒もOkですしね(笑)こちらはその恩恵にあずかり、未知の世界をしることが出来るという貴重な番組です。次のゲストはどなただろう?と今から期待が膨らみます。

投稿: さやか | 2012/12/01 08:10

thunderさやかさん
友川さんの弾く力強いギターは、情熱的なスパニッシュギターを思い出してしまいました。ずっと愛用されているであろうギターは、昔から使われている風情が出ていましたが、あんなに素晴らしい音色が出るんですね。まさしく魂からの声がギターをかきならす指にも伝わっているようでした。私も、今回もちょっと進行は大変な感じなのかな(笑)?と思ったんですけど、友川さんのもともと持っておられる謙虚なところも垣間見え、楽しいトーク展開になりましたね。ちょっと、レポに起こせないところもありましたけど(爆) そこは、さすが深夜番組ということで。小島さんが最初は身構えているのが手に取るようにわかるのですが(笑)、吾郎は本当にいつもどおりでしたね~。本当にホストに向いてる方だと思います。「ゴロデラ」は、本当に多くの方に見てほしいので、なんとか全国放送になってほしいのですが、この番組の魅力はゲストによって「今夜は見てみるか」とか、「チャンネル合わせたら、すごい方が出ている」とか、そういうノリでいいのかなぁとは思いました。もちろん、吾郎ファンには頑張って未放送地域の局には押していってほしいですけどね。きっと、業界視聴率はすごいんだろうなとは思っています(笑)

投稿: kazuyo | 2012/12/01 22:18

Kazuyoさん、ゴロデラレポいつもありがとうございます。友川さんは存じ上げない方ですがカリスマ性の強い方なんですね。70年代フォークシンガーというと私は吉田拓郎、岡林信康、井上陽水と言うカリスマを思い浮かべるのですが奥深いですね。ゴロデラスタッフさんの人選のチョイスも益々楽しみです。こちらでは土曜日にゴロデラ放送されました。でも放送はタニタのパート2の回でした。随分前で追いつくのに時間がかかりそうです(笑)。また今週も放送されるのでずっと続いてくれるように祈るこの頃です。

投稿: ピカチュウ | 2012/12/04 01:01

thunderピカチュウさん
私は、実はフォークは嵌ったことがないのでよくわからないのですが・・・学生の頃に好きだった某バンドのお一人が(笑)すごく好きだったので、それでいろんな方の音楽を聴いた気がします。巷で流行った曲はもちろんよく知ってますけどねぇ。それこそ、いるかさんとか長渕剛さんとか・・・長渕さんの「巡恋歌」は、剛がライブで歌ったことがあるのでスマファンでも知っている人は多いと思うのですが、私は今の長渕さんの歌い方より昔の優しい歌い方の「巡恋歌」のほうが好きです。お住まいの地域で「ゴロデラ」が放送されることになったみたいですが、続行される感じでしょうか? なんとか頑張って要望出して続けて、放送されるように頑張ってくださいね。

投稿: kazuyo | 2012/12/04 04:15

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