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愛し合ってるかい?

追悼 作家 渡辺淳一先生

今回の「ゴロウ・デラックス」は、急遽番組内容を変更して、2014年4月30日に80歳でこの世を去った渡辺淳一先生が昨年1月10日にこの番組に出演して頂いたときの未公開も含めての特番放送となりました。

オープニングに黒いスーツで朗読を始める吾郎。読み上げた作品は、渡辺先生の『脳は語らず』。朗読の後、吾郎が今回の番組スタートの前振りを語り、渡辺先生が他番組にご出演されたコメントと共にその生き様が紹介されていきます。

ダンディで紳士でお洒落だった渡辺先生は、抜群にモテた。酒を愛し、華やかな場所がよく似合った。破天荒で情熱的で、それゆえか筆は冴え、40年以上も流行作家であり続けた。21世紀になっても400字詰めの原稿用紙を使い、鉛筆で美しい文字と文を埋めていく。まるで絵に描いたように小説家だった。

1933年 北海道に生まれる 
厳格な教職の父親のもとで育つ
1958年 札幌医科大学を卒業 
以降11年に渡り、整形外科医として従事。この時期に、地元の同人誌に小説を執筆
1969年 大学病院を退職し、専業作家となる
1970年 医療小説『光と影』で直木賞受賞
1995年 『失楽園』がベストセラー (その後1997年、「失楽園」は流行語大賞受賞)
2003年 70歳で紫綬褒章を受章
2006年 『愛の流刑地』を発表

このあと、渡辺先生が「ゴロデラ」にご出演されたときの未公開を含め、実に赤裸々にご自身の恋愛体験を話してくださったことなどが紹介されます。若い頃は、恋愛でもかなり無茶をされた渡辺先生ですが、それが全部小説を書く肥やしになったとおっしゃる。きっと、役者もそうなんだろうなぁ。いくつになっても、良い意味で「年甲斐もないこと」をやってこそ生きている意味があると。医学で人体を解剖したときに、死のあとは何もない「無」であると実感された先生は、生きているときにいかに好きなことをやって輝き続けることが幸せで大切かと言われているのがとても説得力があった。

渡辺 「稲垣吾郎さんも、これから素敵な、きっとたくさんの愛を深められて、また別のいろんな面を見せてくれると思って期待しています」
吾郎 「ありがとうございます。楽しく感じたいですよね、恋をすることとか愛をすることとか」
渡辺 「そうそうそう」

このときの吾郎の瞳がきらっきらshineで、あぁ・・・これから、まだまだいい恋愛をしていくんだろうなぁと感じました。渡辺先生も嬉しそうにそんな吾郎の様子を見ておられた。先生がスタジオを辞されるときも、吾郎はスタッフの方と丁寧にお辞儀をしてお礼の言葉を述べていた。なるほど・・・出演者の方がとても良い番組だと言ってくださるのは、こういうところもあるのですね。

渡辺 「愛することがいけないような、世間のくだらないことがいっぱいあるけど、愛することは全然悪いことではない。こんな素敵なことをしない馬鹿はいるかっていうぐらい愛し合ってほしいねぇ」

渡辺先生、素敵な言葉を番組で残してくださってありがとうございました。心よりお悔やみ申しあげます。

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コメント

久々に書き込みます。
ゴロウ・デラックスはすごい番組になってきましたよね。作家の方にじっくりと話の聴ける番組なので作家の人柄が出て他にはない良質な番組だと思います。
吾郎、いい番組にめぐり合ったね。

投稿: Carolyn | 2014/05/26 11:23

kazuyoさん、こんばんは。ホントに、偉大な小説家の方が逝ってしまいました。80歳といったらまだお若いのに…と思っています。渡辺先生の「愛」、「死」についての言葉は、今でも心に残っています。「死」とはなにもかも無くなってしまうこと、「愛」は、かけがえのないことなどたくさん、教えられた気がします。渡辺先生の話を、時には真剣に、時には輝くような瞳で聞いていた吾郎ちゃんも印象に残っています。そして、渡辺さんが、帰られる時、吾郎ちゃんが、礼儀正しくお辞儀してたのも印象的で、ゲスト一人、一人にしているんだと思うと、彼の礼儀正しさが、ゲストの方に、「また、出演したい」って思わせるんだろうなと思いました。気配りのできる吾郎ちゃんらしい行動ですよね。渡辺さんも、気持ちがよかったと思います。今回の、「愛し合ってるかいsign02」のタイトル、ホント、ピッタリで、渡辺先生が天国からメッセージを送ってるみたいでした。渡辺先生、空から作家の後や関わってこられた方達を見守っていてくださいね。そして、数々のお言葉ありがとうございます。渡辺先生の言葉忘れません、本当に80年間お疲れ様でした。謹んでご冥福を心よりお祈りいたします。

投稿: さおり | 2014/05/26 21:33

kazuyoさん、「後輩」の「輩」の字書いたつもりが間違えて消してしまったみたいで、申し訳ありません。

投稿: さおり | 2014/05/26 21:36

heartCarolynさん
コメントありがとうございます。深夜にひっそりと放送しているわりには(笑)、毎回ゲストの方が何気にすごくてとても質のいいブックバラエティ番組だと思います。ゲストを迎える側の出演者、スタッフ一同が良い番組を作ろうというのが画面を通して伝わってきます。どうして、こんないい番組が全国放送にならないのか、もう果てしなく疑問で(笑) ローカル局の見る目がないんですかねぇ。(ローカルにはローカルの事情があるとは思いますが(笑)) 吾郎自身がとても気に入っている番組なのも頷けます。長く続いていってほしいですね。


heartさおりさん
今、80歳といったらまだまだこれからですよね。小説界だけでなく、人間として非常に惜しい人が逝ってしまいました。「愛」「死」「性」をとことん突き詰めて、自分が伝えたいことを書き続けた渡辺先生。その強い想いは、必ず読む人に伝わるんですよね。お酒が好きで、いつも出かけてはお姐さまがたにモテモテだったというのもよくわかります。いくつになってもキュートな男性だったんだろうなぁと。「愛」を語るにも嫌味がなく、いかに大事なことか語る姿はきっとロマンティックな紳士ぶりだったんだろうと。ここまでストレートじゃなくても、なんとなく吾郎もこんな風に年齢を重ねていって、どこにいってもモテ続ける人になる気がします。渡辺先生は、それを見抜いていたかなぁと(笑) 役者としても、一人の男性としても今後を楽しみにしてくださっていたのだろうと思うと、吾郎が目をキラキラさせてそれに応えているのが涙を誘いました。吾郎が「愛」を語ってもなんら違和感がない(笑) この持ち味は貴重なので大事にしていってほしいですね。

投稿: kazuyo | 2014/05/27 00:41

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