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舞台で挑戦する男

今回の「ゴロウ・デラックス」のゲストは、歌舞伎界からの重鎮。また、今週もすごい方が来てくださいました。

第百七十回課題図書 『幸四郎的奇跡のはなし』 松本幸四郎著

Photo 著者が自ら役者人生を綴った珠玉のエッセイ集。「勧進帳(かんじんちょう)」の弁慶役は、日本全国での公演回数は1100回以上という当たり役。それ以外にも数々の現代劇、ドラマに出演。ミュージカル「ラ・マンチャの男」にいたっては、通算1200回以上も公演を重ねている。これまでの受賞は数知れず、まさに国民的役者。

素顔の松本幸四郎」を書きたいと思い出版された一冊。フリップでまとめた役者人生年表に沿って番組は進行されます。「人生は、その都度何があったかではなくて、その時どういう決断をしたか」というのが大事という幸四郎さん。吾郎が思わず唸ってしまいました。

歌舞伎役者として、22歳のときに「王様と私」でミュージカル初主演。当時は、歌舞伎役者が・・・と風当たりも強かったそうです。1967年の24歳のときには、自ら作詞、作曲をした『野バラ咲く路』をレコード化して、なんと1978年には「ザ・ベストテン」にも出演されたのだとか。「ゴロデラ」はTBSなので、もちろん当時の映像のVTRが流れます(笑) 素敵な歌声ですよねぇ。親太朗くんが、この曲をギターで練習してきて弾き語りを披露(爆) 娘さんである松たか子さんが、この曲を後にCD化してくれたのが父親へのナイスサプライズでとても嬉しかったそうです。良い話ですねぇ~。 この後、松たか子さん、息子さんの染吾郎さんや奥様から幸四郎さんについてのアンケートも読まれ、照れ隠しで冗談にしていた幸四郎さんが微笑ましい。絵に描いたような、素敵なご家族です。

NYで日本人初の本場ブロードウェーで、「ラ・マンチャの男」を全編英語で上演した幸四郎さん。この舞台のために、一ヶ月ほど年配のアメリカ人の女性からマンツーマンで英語を勉強した経験があるそうですが、まったく英語が話せなかったけど歌舞伎の勉強会がこのときとても役に立ったらしい。つまり、歌舞伎というのは諸先輩方の演技を「真似る」というのが大事だそうですが、英語も真似ることによって学ぶものだと体感。でも、きっととても努力されたんでしょうね。英会話はできても、本場の舞台で英語で演じるというのはまたわけが違うと思う。吾郎がとても真剣に聞いていたけど、是非、吾郎にも挑戦してほしいと思った。

課題図書から、当時のエピソードを吾郎が朗読。ブロードウェーでの毎日は戦いの日々だったそうですが、「ラ・マンチャの男」の脚本家であるデール・ワッサーマンの未亡人が、彼から自分が受賞したトニー賞の盾を「「ラ・マンチャの男」に最も相応しい幸四郎にあげるように」という遺言があったと、ブロードウェーのステージ上で受け取ったのだとか。その名誉あるトニー賞の盾を「ゴロデラ」のスタジオに持ってきてくださった。

舞台に立つという意味では、幸四郎さんにとって歌舞伎もミュージカルも同じなんですね。固定観念に囚われず、早くから役者として挑戦されてきた幸四郎さんを幼少の頃から見てきた染吾郎さんや松たか子さんが素晴らしい役者さんであるのは納得です。吾郎も、刺激を受けて役者人生謳歌してほしいですね。

そして・・・次週は、慎吾が「SD慎吾」をひっさげて「ゴロデラ」出演! 吾郎とどんな話で盛り上がったのか楽しみです。

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コメント

kazuyoさん、こんばんは。幸四郎さんは、「歌舞伎」にも、もちろん挑戦をたくさん重ねてこられたとは思いますが、そこだけにはとらわれず、ミュージカルや歌も作詞作曲したりと若いころ、自分で決断し、風当たりは強くても自分の人生に責任を持ってる幸四郎さんは、とても素敵で、かっこいいと思いました。また、私は、「歌舞伎役者」の顔の幸四郎さんやドラマでの顔の幸四郎さんしかわからなかったので、今回とても嬉しかったです。実のお子さんである染五郎さんや松さんにアンケートをとられてる時の、照れながら面白い突っ込みを入れるお茶目な一面もみれてホント、ほっこりしたし、幸四郎さんの歌を披露する新太郎くん(ものまね入ってました?(笑))も面白かったですhappy01幸四郎さんの奥さまも素敵な方で、温かい家庭なのがすごく伝わってきて、お父様である幸四郎さんも素敵なお芝居をみせてくれ、自分の人生を自分で決断し、視野を広げている。その父を近くで見てきたからこそ、松さんも、染五郎さんも素敵なお芝居をする、いろんな視野をもった役者さんになったんだなって思いました。一番印象に残ってるのが、吾郎ちゃんが幸四郎さんの話を、一言一句聞きもらさないように真剣な眼差しで聞いていたのが、まだ頭のなかに残ってて、役者の大先輩の言葉を心に刻んでるんだなって思いました。今度、吾郎ちゃんの舞台でベートーヴェンをやる吾郎ちゃん。彼の多彩な顔もまた楽しみになってきましたhappy01貴重な話が聞けて良かったです。来週は、慎吾君ですねsign03どんなトークを繰り広げるのかすっごい楽しみです(笑)

投稿: さおり | 2015/07/25 17:44

Kazuyoさま

私が今回。一番感心したのは、吾郎さんのMC能力の高さです。幸四郎さんの息子さん染五郎さんとは旧知の仲。幸四郎さん親子の歌舞伎の舞台には常に顔を出している吾郎さんがそういうプライベートの話を一切せず、終始聞き手に回ってゲストが話易い雰囲気を出しているのに感心しました。私は同じ司会でもゲストを弄って話題を引き出し場を盛り上げてトークを弾ませるやり方には抵抗を感じるほうなので、「ゴロデラ」での吾郎さんのMCではゲストが何時も安心して饒舌に語ってくださるのにこちらも嫌な思いもせず安心してゲストのトークに集中できるのが嬉しいです。幸四郎さんのお話も魅力的でしたね。トニー賞の楯など貴重な物も拝見でき、幸四郎さんの歌声の良さに吃驚しました。先輩のお話を聞く吾郎さんの目の輝きや、表情が素敵でああいう態度で接しられたらゲストも嬉しくなりますよね。癖が無く素直なMCでゲストの心の緊張を解き自然なトークを導き出す・・・吾郎さんの才能の一端が見える貴重な内容でした。

投稿: さやか | 2015/07/26 00:44

eventさおりさん
今の時代ならまだしも、歌舞伎役者がミュージカル、さらにはドラマに出演するなんて考えられないと思っていた世間の方もきっと多かったんでしょうね。そんな声があろうとも、演じるという意味ではどの場に出ても同じという役者魂を貫いた幸四郎さんはとてもかっこいいと思えました。先駆者は必ず叩かれる。吾郎がジャニーズタレントとして本格的な舞台として「広島に原爆を落とす日」を演じたときも、観るまではものすごく叩かれたので。何を言われても、自分がやりたいものに全力で挑戦した若き吾郎さんもかっこいいと思う。まだまだ、これからもいろんなことにチャレンジしてほしいですよね。しかし、歌舞伎役者の奥様は、やはりいろいろと大変なんですねぇ。まぁ、普通に一般人の妻をやるのもやることがいっぱいあって大変なわけですが(笑) 奥様に支えてもらったと素直に言える幸四郎さんは、夫としても父親としても素晴らしい方なんですね。吾郎は、まだ独身なわけですが、そんな支え支えられる関係のお相手に出会えるといいですよね。役者稲垣吾郎も、プライベート稲垣吾郎も充実していってほしいと思います。


eventさやかさん
この番組はブレないですよね。毎回、その人なりを見せることにしっかり本を通して伝えるということを初回から守り通している。すでに5年目に突入した番組ですが、当初から吾郎はとても彼らしいやり方で番組を進めている。きっと、吾郎以外の誰がMCをしても、この「ゴロデラ」が持つ雰囲気は作り出せないと思います。小島さんから外山さんに代わっても、なんら変わらないですもんねぇ。対外山さんに対してのほうが、言いたいことを言って楽しむというのが加わりましたが(笑) ゲストに対しては、どんなジャンルの方が来ても変わらない姿勢で素晴らしいと思います。前に出てくるMCではないので、わかりづらいかもしれないけど、ブックバラエティというこの番組にはとても合っていると思う。エッセイも、本場ブロードウェーでの舞台も、吾郎にも挑戦してほしいですね。

投稿: kazuyo | 2015/07/26 02:32

kazuyoさん、おはようございます。親太朗くんの名前の漢字を間違えてしまいました。すみませんでした。

投稿: さおり | 2015/07/26 09:24

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