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芥川賞・直木賞作家のユニークさ

ゴロウ・デラックス」恒例の、芥川賞・直木賞受賞者をお招き回。今回も、受賞者の三人が勢揃いしてくれました。オープニングは、なぜか男性三人なのに外山さんではなく全員に吾郎さんから花束贈呈。そして、皆さん、とても嬉しそう(笑) そして、前回同様に受賞者が揃うのは受賞発表の記者会見以来という、「ゴロデラ」はそれだけ受賞者からも出版社からも信頼されている番組であることがわかります。

第百七十二回課題図書 
第153回芥川賞 『スクラップ・アンド・ビルド』 羽田圭介著
第153回芥川賞 『火花』  又吉直樹著
第153回直木賞 『』  東山彰良著 

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2015年7月16日に発表された、第153回芥川賞・直木賞を受賞した三作品。又吉さんは、デビュー作「火花」で芥川賞を受賞。現在、209万部の大ヒット! 受賞を受けた時の派手なメイク(ヘビーメタル調(笑)?)を披露した羽田さんは「スクラップ・アンド・ビルド」で同時受賞。直木賞を受賞した東山さんの「」は、選考委員の北方謙三氏から「20年に1回というくらいの良い作品」と言われた作品。

今回の受賞は、又吉さんが受賞されたこともありマスコミの数が通常の3倍、カメラの数は30台、記者は200人以上というからすごいです。又吉さん以外のお二人は、受賞コメントのときにそれをものすごく実感されたようで、冗談交じりに「僕たちはオマケのような扱い(笑)」とご本人の前で言い合えるほどのフランクさ(笑) 又吉さんが恐縮していましたけど、とても良い感じの受賞者の皆さんです。

受賞を聞いたときにどこで何をしていたか?」というのも恒例の質問になっているようで(笑) 又吉さんは、ホテルのバーの半個室でとりとめのない話(電話がかかってきたときにすぐに終了できる話題)に終始していたと(笑) 東山さんは六本木の作家さんたちが集まって飲むバーでテキーラの差し入れを頂きながら待機(笑) 受賞が決まったら日本文学振興会から、ダメだったときは出版社の編集者の方からかかってくるので、電話を受け取ったときにわかるらしいですが・・・羽田さんの場合は、銀座のカラオケ店(ここでメイクして待たれていたんですね(笑))で、かかってきたのが振興会のご老人で申し訳なさそうに切り出すので最初はダメだったと思われたのだとか(笑) 皆さん、やっぱり当然とは言え緊張するもんなんですね。

又吉さん(大阪出身)はデビュー作が受賞となったので次はどうなるんだ?!という期待と不安を背負っているわけですが・・・
又吉 「もし血迷って『スクラップ・アンド・ビルド・流』っていうのを書いたら、お二人でシバいてください」
これには、お二人も爆笑。

羽田さん(東京出身)は現在29歳ですが、17歳のときに「黒冷水」ですでに最年少文藝賞を受賞されています。その後、三度も芥川賞にノミネートされている若き純文学界のホープ。東山さん(台湾出身)もデビュー作「逃亡作法」は33万部も売り上げ、その後「路傍」では大藪晴彦賞を受賞されている実力者。大学教員で受賞が決まったときには学生から黒板にたくさんのお祝いメッセージが書かれいたという素敵なエピソードを披露してくださいました。

又吉さんは芸人さんなので、いろんな面白いエピソードは誰もが知っていますが、東山さんはアニメ映画「NARUTO-ブラッド・プリズン-」の脚本も担当されたという経験があり、羽田さんは「爆笑問題のバク天!」という番組で、一般視聴者として「一度はやってみたかった。「ごましお」の黒ゴマと塩はどちらの粒が多く入っているか?!」という投稿VTRとして出演されたことも。
吾郎 「何やってんの(笑)?」
なかなか、面白い方たちが今年は受賞されたようです(笑)

今回は、課題図書としての朗読はせず、三人の受賞者の方たちがそれぞれの受賞作品を読んだ後の素晴らしい感想を番組でコメントしてくれました。こんなこと、なかなか他の番組ではないことで全員とても喜んでおられたのが印象的です。なんせ、誰もが実力のある作家さんなわけで、着眼点も面白く作家としての率直な感動がとても素敵だった。

親太朗くんの消しゴムはんこは、三人の受賞時の様子。これまた、皆さんから「すごい!」という言葉を頂いて終了。どんな書評よりも、同時期に受賞された作家の方から頂く感想は三人ともとても嬉しかったのではないかと思いました。そんな様子をそっと聞いて進行していた吾郎と外山さんも素晴らしかった。本好きには堪らない番組ですよね。次週は、又吉さんをさらにフューチャーしたSP放送となります。お見逃しなく。

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コメント

Kazuyoさま

見応え、聞き応えある30分でしたね。3人の作家さん達のお互いの作品を読んでの奇譚の無い感想は、「さすが」としか言いようがないほど秀逸でした。できる事ならもっともっと聞いていたかったと思わせるほど充実した内容でしたね。ここでも、一番感心したのは、吾郎さんのMC力です。芸人出身で他のバラエティー番組では共演もしているし、「ゴロデラ」では既に出演済の又吉さんを弄ったり、突っ込んだりせずに、羽田さん、東山さんも同じ目線で見ながら番組を進行していったことは素晴らしいと思いました。ともすると、又吉さんに色々話を振った方が番組の流れ的には楽かもしれないけれど、敢えてそれをせず、3人の意見をとことん引き出した力は凄いですね。ゲストも話易そうでしたねぇ~。おかげでこちらも他の番組では聞けないであろう夫々の感想が聞けて内容にも集中できました。トーク番組はこうあって欲しいとつくづく感じました。ゲストの話を途中で遮ったり、茶々を入れたり、皆で突っ込んだり、が多いバラエティー番組!ゲストが自分の意見をのびのびと発言できるようになっていって欲しいです。山田くんのハンコも素晴らしい!!暖かく見守る、吾郎さんとスタッフがいて、外山さんと山田くんは居場所が見つかったような気がします(勿論ご本人の努力の結果もあるでしょうが)作家さん達の素顔や人の話を聞く姿勢、作品の魅力等々、様々な事が学べる番組。これからに期待が高まるばかりです。

投稿: さやか | 2015/08/08 17:35

kazuyoさん、こんにちは。恒例の直木賞、芥川賞受賞作家さん達がゲストで、ゴロデラで、受賞後すぐの作家さん達のトークが聞けるのはとても貴重だと思いますし、何よりゴロデラが、それだけ本を紹介する番組として高い評価を受けているからだと思います。とても素敵なことですよねhappy01受賞結果の電話を待ってる時も、みんな三者三様で面白かったし、又吉さんの無意識に携帯の画面を見てるのも、面白かったけど、羽田さんのエピソードも面白かったです(笑)東山さんのテキーラを飲みながらはかっこいいなって思いました(笑)でもみんな緊張感は同じで、受賞した時の喜びもひとしおだったと思います。吾郎ちゃんからお花を貰った時の、三人の笑顔が物語っていましたねhappy01東山さんは、大学教授で、黒板に生徒さんから祝福のメッセージっていうのが、ほっこりするし、NARUTOのノベライズを担当してたことには驚きました。また、羽田さんも17歳という若さで作家デビューにも驚きましたが、普通の18歳の少年として、爆笑問題の「バク天」に出演してたことにも驚きました(笑)みなさん、作家さん以外の顔も当たり前ですが持っていて、その素顔が知れるのもゴロデラの嬉しい所ですよね。お三方の本は、すぐにでも、本の世界にどっぷりつかれそうな作品で、お三方それぞれが感じていることを、感じたままに率直に述べあってるのが本に対する熱い想いを感じることができたし、お互いの作品で特に感じた文章をあげてるのも良かったし、それぞれの本の言葉が何かを訴えるような考えさせられるような言葉で印象的でした。私も聞き入るように聞いていました。吾郎ちゃんや外山さんも静かに耳を傾けていて、作家さんが集まって、本の感想をお互いに述べ合ってるのがとても心地よかったです。少し内容を聞いただけでも、すぐ情景が浮かんできます。これは毎回そうですが本好きにはたまらない時間でホントあっという間でした。吾郎ちゃんもまた、作家さんのお友達が増えるんじゃないかなって思うと嬉しくなります(笑)皆さんユニークな方達だし、吾郎ちゃんも本好きだから語り合いながら輪が広がっていくといいなって思いましたhappy02来週の又吉さんSPも楽しみですhappy01

投稿: りな | 2015/08/08 18:13

budさやかさん
前回の受賞者の西さんと小野さんをお招きしたときも、それぞれの作品の感想を述べてもらっていいなぁと思っていたのですが、今回もしっかり三人のコメントを番組で紹介してくださってありがたかったですね。読む側ではなくて、書く側の人たちからのそれも同時期に受賞された方たちの率直で鋭い感想はとても興味深いです。どうしても芸人で受賞された又吉さんを中心に番組を進めたいところだとは思うのですが、この番組ではそこは重要視されずにしっかりと受賞者三人のプロフィールを公平に紹介して、MCの吾郎と外山さんも特別視せず展開していく様がとても心地良かったです。又吉さんが謙虚な方であるのもそうですが、吾郎がどの方にもとても興味深そうに聞いていたのが印象に残っています。さすが、人間観察が好きな吾郎さんなだけありますよね(笑) こういう素晴らしい番組構成を見させてもらうたびに、どうしてもなぜ全国放送にならないのか・・・という疑問に舞い戻ってしまいますが(苦笑) ローカル局にお願いしてもなかなか実現しないので、TBSさんに1時間でいいから早く放送してもらえればということも並行してお願いしたいと思います。


budりなさん
「ゴロデラ」のスタッフがとても努力してくれて、ゲストとして作家の方たちが多く出演して長く続いているわけですが、やはりMCの力も大きいですよね。始まった当初は、過去とてもバラエティ色で笑いを追及していた深夜番組を続けていたので、その大きな変化とチャレンジに不安を感じることもあったのですが・・・「文学と吾郎」はとても合っていると判断したスタッフがいたことに感謝したいと思います。バラエティ番組として派手さはないけど、本に真摯に向き合ったとても質の良い番組だと感じます。なんとか、全国放送になってほしいですよね。そして、それに伴って吾郎さんにはやはり書く側にもなってほしい。「anan」で連載されているシネマナビ!の映画評論も長く続いて素晴らしいことだと思うのですが、やっぱり吾郎には「書く」ことを積極的にチャレンジしてほしいですね。吾郎の文章が一冊になった本が、「ゴロデラ」を見るたびにほしくなります。文芸界の方がゲストで来られて、とてもおしゃべりになるのは吾郎が自然に引き出しているところもあると思います。吾郎の交流関係が文芸界にまで広がっていくのは、役者の幅も広がっていくと思うので是非積極的に親交してほしいと思います(笑)

投稿: kazuyo | 2015/08/09 00:44

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