« Life Walker~ずっと歩いてく | トップページ | 親子の真夜中のトーク »

バラエティ的世界史

今週の「ゴロウ・デラックス」は、ちょっといつもとノリが違った。ゲストの方のテンションが違うんですよね(笑) 最初はどうなることかと思ったけど、そこはやはり課題図書をメインに進める番組なので問題なかったですね(笑)

今回のゲストは、TBSの人気バラエティ番組を担当してきたプロデューサー。
吾郎 「どんな気持ちで出られるんでしょうかね(笑)?」
(スタジオから笑い)
外山 「ねぇ(笑)」
吾郎 「もう、なんか丸投げしてね、面白くしていただきましょうか」

というオープニングトークで、ゲストが「プレッシャーをかけるようなトークをされていたので、自分でスタッフ笑いをやっちゃいました(笑)」と言いながら登場。テンションすごく高いし、さすがバラエティ番組のプロデューサー。座ってからもカメラ位置があるのでと、吾郎の話をさえぎって確認したり、面倒くせ~(笑) ところが、実に楽しい話をしてくださった。

第百九十四回課題図書 『「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史』 角田陽一郎著

Photo 東京大学西洋史学科卒業の著者が、24個のキーワードから最速で身につくという観点で世界史について書いた本。「宗教とはズバリ思い込み」「民族の大移動はビリヤードのようなもの」「アートも経済も、結局全てがアイドルの人気投票と仕組みは同じ」など、テレビプロデューサーならでは独特な言い回しでわかりやすく説明され、Amazonの世界史部門ランキング一位を獲得。

1994年にTBSに入社して以来、数多くの人気バラエティ番組を担当。(SMAPでは、中居くんの「金スマ」を担当) 現役のテレビマンの角田さんが、なぜ世界史の本を作ったのかを吾郎が朗読。角田さんによれば、世界史を学んでいればなんでもできるのと同じで、バラエティ番組も何をやってもいいという部分で繋がるのだとか。

バラエティ的世界史を勉強するにあたり、親太朗くんが世界地図のパネルを運んでくると、さっそく食いつく角田さん。なぜ、山田さんは持ってくるだけなのかと。吾郎が親太朗くんのこの番組での立ち位置が難しいという話から、一緒に座って勉強することに。これは、なかなか良いアイデアですね。

よく使われる世界地図は、日本を中心としたメルカトル図法(左)。この図法だと、南北に位置する国が実際より大きく描かれているのだとか。実際の面積に合わせて作られたのがピーターズ世界地図(右)。実際はロシアよりもアフリカのほうが面積は大きい。
吾郎 「丸を考えないで、地球を平面だと考えてそこに大陸がどのぐらいの面積かを考えたらこっちになるんですね」

Photo_2

日本を見てみても、本土から離れた島を含めると日本が占める面積はヨーロッパと変わらない。
吾郎
 「角田さん、面白いじゃないですか。この番組っぽくなってきましたね(笑)」 確かに(爆)

世界史は差別と差別との戦いの繰り返し
人が集まると、他の集まりの人を差別しだす。黒人差別問題は今でも起こるけど、実際は人類はアフリカ大陸から始まった。アフリカから離れて進化したのではなくて、アフリカから進化してそれぞれが各地に移動したというのが最近の説。人類の起源は同じなので、差別はナンセンス。

未来について記述した部分を外山さんが朗読。過去のことは今現代から見て理解することはできても、現代のことはわからない。未来を想像して、現代においてどんな生活、生き方をするのが正しいか判断する。
吾郎 「今が大切だから過去も振り返るわけだし、今、生きているのは我々だから」

2045年頃には、人工知能が人間の知能を凌駕
日本人の平均知能指数(IQ)はおよそ100。人工知能は、10000と言われている。近い将来、人間がやらなきゃいけないことが、ほぼ人工知能ができてしまう。つまり、好きなこと以外はやることがなくなり、やりたいことを仕事にするしかなくなり全員がタレント化する。

2030年頃には、平均寿命が100歳を超える
今までは、病気になったら「薬を飲む」「手術」のふたつしか方法がないが、将来はそれに「交換」が加わる。つまり、自分の細胞でパーツを取り替えることができる時代になる。

内容に異議があるところもあるにはあるけど、とにかく人をひきつける話をされる方だと思った。そういう観点から世界史を勉強しなおしたいと思わせてくれる。外山さんが最後に呟いたひと言がおかしかった。
外山 「最初は、なんか面倒くさい人来ちゃったと思いましたけど(笑)」
まさしく(爆)

吾郎は、こういう話は好きなんだと思う。とても真剣に聞いていて、尚且つところどころにすごく良いコメントを入れていて、やっぱり吾郎は頭の回転が早い人だなぁと感じた。我らの王子様は、浮世離れしていても頭が良い人であった(笑)

|

« Life Walker~ずっと歩いてく | トップページ | 親子の真夜中のトーク »

コメント

Kazuyoさま

番組が長くなるとマンネリになったり、飽きてくるものだけれど、こう毎回違う分野で興味ある本と話題を持ってこられると、まだまだ未知の世界の多さに吃驚しています。

学生時代にこういう本に出会えていたらもっと世界史が好きになっていたのに!と思えるほど面白い内容でした。世界地図一つ取っても、既成概念を取っ払う事はいいことですね。角田さんがおっしゃっていた、一つの事を深く突き詰めて行くのには世界史を勉強するのが一番というのが良く分かります。

過去から未来にかけてのお話も興味が持てて、納得いくお話ばがり。朗読と角田さんの解説の間に入る、吾郎さんのコメントがまた素晴らしい。吾郎さんは確か日本史が得意でしたよね。瞬時に本の内容に適格なフォローが入れられるということは、やはり内容を熟知、良く理解しているからこそ出来る事で、本当に頭の良い人ですよね。言葉の選び方も素晴らしい。

「ゴロウ・デラックス」の良さは、ややもすると堅苦しくなる歴史話や、純文学の小説を庶民的に分かりやすく砕いて話してくれる面白さと、ゲストとMC吾郎さんの専門的な質が高い話が聞けるギャップにあるのかなぁと最近思います。あまり専門的でも付いていけないし、知り過ぎている事を話されてもつまらないし、視聴者は我儘ですから(苦笑)
ビジュアルも良く、知識も広い分野に亘って豊富だから、どんなゲストが来られても対応できるし、外見の美と内面の美と知、全てを持ち合わせている吾郎さんだからこその魅力を発揮できる番組なのでしょう。

この本をきっかけに、世界史をまた勉強してみようかな。

投稿: さやか | 2016/02/15 15:30

こんばんは。今回のゴロウデラックス、途中からウトウトしてしまい…汗。そう言うときに限って録画をしていなくて。中居くんの番組にも携わっている方なんですね。レポを読ませてもらい、良かったです。ありがとうございました。本当に色んなジャンルのかた、本が紹介されるところがいいですね。吾郎さんの柔軟性も観ていて楽しめる大きな要因の1つでしょうか。なかなか紹介される本を読めないのが辛いのですが。話がずれてしまいますが、Team NACSの「悪童」、DVDが5月に出ますね。アミューズさんはいいなぁ~(笑)。最近また、昔の「水曜どうでしょう」を観たりしていて、テーマソングの「1/6の夢旅人」を聴くと、吾郎さんと剛くんの「ラストシーン」を聴きたくなります(笑)。暖かくなったり寒くなったり、体調にはお気をつけ下さいね。

投稿: つじ | 2016/02/15 19:25

airplaneさやかさん
面白い本が出版される限り、この番組は企画が絶えることはないですもんね。ただし、毎週の課題図書とゲストの方を選ぶことは難しいと思います。その選択と企画が優秀なんでしょうねぇ。学生のときは、授業で学ぶ歴史を面白いと思ったことはないけど、読み物として触れるようになった歴史はとても面白い。学校で学ぶ勉強の仕方もこういう観点から授業をしてくれたら、生徒ももっと楽しく勉強できるんだろうなぁと思いました。(まぁ、受験で出ることを入れ込まないといけないというのは理解していますが) 今回、本当に吾郎のコメントが素晴らしくて思わず「ほぉ~」と感心してしまいました。自分の意見を述べることはできますが、ああも瞬時に理解して的を射たコメントを落とすのはなかなか難しいですよね。吾郎さん、やっぱりすごいなぁと思ってみておりました。この番組を見ると、取り上げられた課題図書を全部購入したくなるんですよねぇ。今回の課題図書も「Want List」にガッツリ入れ込んでしまいました(笑) 活字中毒時期になるときの良い指針になります。本当に良い番組ですね。


airplaneつじさん
バラエティ番組のプロデューサーさんって、どなたもこんなノリなんですかね(笑) テレビ局に勤務されている方は、とても良い大学を出ている方ばかりだと思うのですが、なかなかウィットに飛んでいないと番組づくりはできないですよね。吾郎が、最初「温度差が違うので(笑)」と言っていたことに笑っていらしたけど、しっかりこの番組の流れに合わせてきてくれたように思います。吾郎さんの食いつきと、しっかり内容を把握してコメントを落としてくれるリアクションの良さに満足されたのではないかと思いました。TEAM NACSの舞台は、WOWOWでもすでに放送されたし、DVD化も即決定。本当に羨ましいです。ジャニーズは何が引っかかるんだろうと思ってしまう(苦笑) 諦めずに要望は出していきたいと思います。

投稿: kazuyo | 2016/02/15 22:16

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Life Walker~ずっと歩いてく | トップページ | 親子の真夜中のトーク »