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『恋と音楽 FINAL ~時間劇場の奇跡~』 渋谷パルコ劇場千秋楽

稲垣吾郎さんの舞台『恋と音楽 FINAL』が、東京は渋谷パルコ劇場で千秋楽を無事迎えました。大阪の観劇から、およそ一ヶ月。東京公演が始まって、たくさんの好評の声を聞きながら仕事に集中して待っていたこの日。素敵な夢の世界へと、またたく間に連れていってくれる空間。嬉しくもあり、寂しくもあり・・・しっかり見届けさせて頂きました。

大阪公演は、まっさらの状態で観たときの驚きと楽しさで満ち溢れていた舞台。東京千秋楽で観たものは、しっかり進化して観客も含めてひとつの作品に仕上がっていた。正直な話をさせてもらうと、もしこの千秋楽だけを観た人がいたら、ちょっとついていけないぐらいの舞台上と観客のノリだったと思う(笑) つまり、なぜここで笑いが起きるのか、なぜここで大歓声になるのかさっぱりわからないから。そういう意味では、個人的には舞台作品だけで話すのなら、大阪で観たほうが楽しめました。

ただ、「恋音」シリーズは、そういうステージと観客との阿吽の呼吸をも含めた上での楽しさが詰まっている作品だと思う。まさに、観客も一緒に作り上げていった舞台であったのではないかと。作品だけならDVDが出れば観ることはできるけど、この作品は進化を楽しみ、カンパニーの一員に観客もなれるのも楽しみのひとつだったのではないかと思いました。それを体験できた吾郎ファンは幸せなんじゃないかと思います。

今回の「恋音」は、吾郎が真飛さんとペアでのミュージカルスター。吾郎演じる修司が今夜の舞台が終われば、真飛さん演じる麗に指輪を差し出してプロポーズする大事な夜という設定から始まる。そこに、劇場に動かなくなった古時計が時を刻むことによって、30年後の修司と麗が「歪んだ形」(笑)で出現することから展開するコミカルなミュージカル。その30年後のお二人を演じた、小倉さんと北村さんがとてもキュートで、そして場をおおいに盛り上げてくれました(笑) 千秋楽では、小倉さんが珍しく台詞を誰もがわかるほどのレベルで間違えて謝っていたり、北村さんが高らかに宣言して吾郎に抱きついたりと大騒ぎとなりました(笑)

最後のカーテンコールでは、吾郎が千秋楽だからと共演者や生バンドの皆さんをステージに呼んで、一人一人丁寧に紹介してトークを回してくれて、貴重な共演者たちのコメントを聞くことができました。とっても良い雰囲気のカンパニーだったことが、ここで改めて知ることができた。盛大な拍手でステージを後にした皆さんを送り出したあとも続くアンコールの拍手。劇場の人たちが後準備をし出している中、吾郎が一人で再び出てきてくれたときは思わず黄色い声が飛んだのも致しかたなし(笑)

とにかくカーテンコールが苦手な吾郎さん。今回の舞台では、ファンにプチ毒披露して「S吾郎」になることで盛り上げ続けてくれたわけですが、千秋楽では「さすがに、ちゃんと話さないと」と通常より時間をかけて挨拶をしてくれることにまず感動。ファンの方がほとんどだとわかっている中での感謝と気遣い。吾郎は、本当に優しい。わかりやすいほどのファンサはしない人ですけど、言葉の端々にファンへの想いが詰まっている。そして、そこを汲み取って理解してついていけるのが吾郎ファンだと思っています(笑) こんなに素敵な人のファンでいることが誇りで、そして何よりも幸せだと思う。

この作品に携わった、鈴木聡さんを始め多くのスタッフ、そして一緒にステージで最後まで熱演してくださった共演者の方々にひと言。不穏な空気がSMAPを包む中、舞台が始まった途端にいっきにファンを幸せいっぱいにしてくれたことに本当に感謝でしかありません。「恋音」シリーズのキュートさを維持しつつ、かっこいい吾郎さんも思う存分見させてもらって舞台チケットはまさに夢の世界へのチケットだった。

そして、吾郎さん・・・本当に本当にかっこよかったheart 舞台でのエンジェルボイスや低音で響く歌声も、キュートな笑顔も、眉間にしわを少し寄せて素敵な衣装で踊る姿もすべてが本当に素敵でした。この時期に、吾郎さんの舞台があってよかった。これから、何が起こってもきっと不安にならないだろうと思わせてくれた王子様。ありったけの愛と感謝を贈ります。

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コメント

kazuyoさん、早速のレポありがとうございます。
千秋楽に行きたかったと今回ほど思ったことはないです。皆さんの幸せのレポがたくさん流れてきて。
本当に楽しかったし素敵な舞台でした。
今回は、いつもの舞台観劇のワクワクときっと誰もが少し違う様々な思いを抱えて劇場に行ったと思うんです。
実際、目の前の舞台でいつものように必死に、目をきらきらさせながら思いっきり楽しんでいる吾郎さんを
目にし凛とした姿を見た時、この人は何があっても大丈夫だと確信めいたものがありました。
知らないうちに、舞台にのめり込み楽しんでいました。
みんなキュートでかわいいです。本当に皆さんが全力で舞台を楽しんでいる、ハッピーな空間でした。
きっと、これがエンターテイメントで、終わった後幸せな気持ちにさせるいい芝居なんだと言うことを。
しかし、どうして吾郎さんファンは共演した方を好きになってしまうのでしょうか?
今回は皆さんに手紙まで書いてしまいました。
共演した方やスタッフの方が、吾郎さんを尊敬し愛して下さるから、その思いがファンにも伝わるのかなあ。
それとも、吾郎さんがファンを教育(?)いや後押しするのかなあ。その方達の舞台やライブに行ったりと。
不思議な関係ですね、吾郎さんとファンの関係って。
ほんとにうまく飼い慣らされているわ。カーテンコールのドSが嬉しいって・・・
とても幸せな時間でした。寂しいけど新しい何かが始まることを信じて、今は次に向けて待つことしかないですね。
そして、コツコツと出来ることを、自分のペースで。

投稿: ゆっこ | 2016/03/10 09:05

kazuyoさん、舞台「恋と音楽FINAL~」千秋楽のレポ早速上げていただきありがとうございます。東京まで見に行かれたんですね!本当にこの舞台は見に行った人を楽しく、幸せな気持ちにしてくれる舞台でしたね(笑)大阪で見たのが最後だったのですが、カーテンコールでの吾郎さんのコメント、東京でも健在だったのでしょうか?共演者の皆さんとも、いい雰囲気で、吾郎さん皆に愛それてるんだなぁって感じられましたよね(笑)でもこの舞台が始まる前は本当にSMAPどうなるんだろう?っていう中、素晴らしい舞台を見せていただいて、元気な吾郎さんにも会えて、ホッとしたの覚えています。歌って踊って衣装もこれでもかっていうぐらいの衣装で素敵な王子様に会えて本当に幸せでした♡

投稿: こまち | 2016/03/10 22:19

Kazuyoさん、ご無沙汰してスイマセン。東京大千秋楽レポありがとうございます。今回は東京公演に行かれなくて残念で皆さんの感想を読ませて頂くたび、大阪の舞台を思いはせていました。本当に今回はいつも以上に舞台の共演者・スタッフ・関係者に感謝してもしきれないです。鈴木さんの何気ない日常が舞台のアットホームなお芝居が希望と信じる気持ちにそっと背中をおしてもらったようでした。パンフの最後のページの言葉はSMAPファンへの応援のメッセージとして載せて下さったような気がしてこの事をゴロ友さんから教えて頂いたとき本当に嬉しかったです。今でも辛い事があったり落ち込んだりするときにふと恋音の歌を口ずさむと不思議に落ち着きます。出来ればDVD化やCD化してほしいですね。それにまたこのカンパニーで舞台してほしいです。真飛さんとのペアは本当に美しい素敵なカップルで今後も共演して頂きたいですね。あと恋音FINALの写真集それも修司さん衣装特集欲しいです、だってもったいないです、あの最後のお衣装で出てこられた時のお姿!正にスーパースターshineキラキラのスーパースターshineホントどっから声出で居るのか心持っていかれた時のため息ってこの事と実感しましたもん!

投稿: ピカチュウ | 2016/03/11 00:40

notesゆっこさん
千秋楽では、吾郎さんの挨拶がゆっくり聞けるというのもあって皆さん行きたくなるんですよね(笑) それでも、昔に比べると吾郎はカーテンコールで少しでも挨拶をしてくれるようになりました。前回の「No.9」は作品的に、演じたあとに素の稲垣吾郎に戻って話すのができなかったというのがあったと思うので例外として、最近は毎回公演が終わるごとに少しでも話をしてくれますよね。昔は、千秋楽しか挨拶がなかったときもあったので(笑) 今回の「恋音」は、年明けのSMAP騒動もあってできるだけ生の吾郎さんに触れたいと思った方は多かったと思います。そして、そのファンの想いをしっかり舞台の上で受け取ってくれた吾郎。騒動のことは何も話さなくても、全身で「大丈夫」というメッセージを伝えてくれていたように感じます。舞台の共演者の方たちも好きになってしまうのは、いつも素敵な俳優さんたちばかりというのはもちろんありますが、吾郎が座長として率いるカンパニーが信頼でもってとても良い雰囲気のものになるから、それが観ている私たちにも伝わってくるからですよね。今回のカーテンコールでの吾郎のファンへの「プチ毒」は、愛がいっぱいだった(笑) 毎回笑顔にしてくれた吾郎には感謝を込めて、ファンとして応援できることをしていきたいと思えましたね。本当にハッピーなミュージカルで最高のカンパニーでした。


notesこまちさん
仕事が忙しいときに重なってしまい、東京は千秋楽しか観ることはかなわなかったわけですが、それも平日って(笑) 地方組にはなかなか厳しい日程の千秋楽でしたが、観ることができて本当にラッキーだったなぁと思わしてくれる素敵な舞台でした。大阪でしか観劇されなかったということですが、今回は大阪のほうが先だったので、東京千秋楽でのお祭りのような盛り上がりが大阪と東京が逆転したような現象が起こっていました(爆) 関西パワーというのはあるとは思いますが、基本的に通常大阪のほうが東京よりあとの公演になるのでリピーターが多く盛り上がるのもあったんだなぁというのが今回のことで判明したのがひとつの収穫でしたね(笑) 大阪公演で観劇されたのなら問題ないです。実際、何も知らない状況であれだけ笑えたというのが楽しい舞台だと証明されたようなものなので。今後の舞台での吾郎さんも実に楽しみですね。


notesピカチュウさん
東京公演は、私も千秋楽しか参加できなかったのですが、それはもう大変な盛り上がりとなりました(笑) ある意味、リピーターしかいなかったんじゃないかというぐらい(爆) あぁ、「恋音」らしい千秋楽だったなぁと思いました。前回の「No.9」も千秋楽の北九州劇場に足を運びましたが、演目のタイプが違うので千秋楽の雰囲気もまったく別物だった。吾郎さんは、本当にいろんな役をうまく演じる方ですよね。そんな「No.9」は、2015年の舞台作品賞で賞をとっている作品ですが、今回「演劇ぶっく」で応募された「えんぶチャート」でも堂々の二位。そして、吾郎さんは主演男優賞で見事一位を獲得しました。あの舞台は、まさしく賞をとってしかるべき作品だったので納得です。今回の「恋音」は、観に行った人が心から楽しめるアットホームな演目でしたね。どちらも、心に残る作品となりました。パルコ劇場が新装されたあとに、また鈴木さんの作品で楽しい舞台が観れるのではないかと今から楽しみです。

投稿: kazuyo | 2016/03/11 01:26

お久しぶりです。千秋楽、とても楽しかったのですね。レポを読ませていただいて、ワクワクしました。私は東京公演の真ん中あたりで観に行きました。個人的に、小劇場が好きで吾郎さんにはコメディが似合うと思っているので、この「恋音」シリーズはまさに理想の舞台。しかも今回の吾郎さんのキラキラぶりは半端なかったです。甘い歌声も軽やかなダンスも…本当に幸せな時間でした。鈴木さんは吾郎さんの魅力をよく分かってくださっているなぁと、感謝の気持ちでいっぱいです。私が行った時は、高野さんも観にいらしていて、けっこう近くの席だったのですが、カーテンコールの時に吾郎さんに言われるまで全く気づきませんでした。吾郎さん、自分でばらしておきながら、みんなの注目が高野さんに集まったら「僕を見て!!」って… (笑)
その後すぐに劇場を後にされたので、一瞬しか見られませんでしたが、上品で控えめな紳士という印象でした。こちらもいい思い出になりました。

投稿: ぽんた | 2016/03/11 19:42

notesぽんたさん
コメントありがとうございます。東京での千秋楽のカーテンコールを含め、公演後なのでもう少し舞台のことを詳細にレポしようとは思っていたのですが・・・それは、もうTwitterで溢れるばかりの素晴らしい速報があがり、まとめてくださっている方もいたので割愛させて頂きました。やはり、観終わったあとの自分なりの感想だけはあげておこうと。個人的には、私も劇場はこじんまりとした空間の演目が好きです。でも、前回の「No.9」はやはり大きな劇場で上演されて正解でしたね。同じように、「恋音」シリーズはパルコ劇場やドラマシアターでやるからこその魅力がいっぱいでした。そして、なによりこの時期に吾郎さんを後ろから見ても息遣いが聞こえるほどの距離の劇場でやって頂けたことは本当にありがたかった。高野さんは、わざわざ大阪にも奥様と観劇しに来られていたので拝見しました。テレビで見るよりダンディで背が高くてお洒落で素敵な紳士ですよね。劇場を辞するときに、ファンからの呼びかけに丁寧にご挨拶されていたのも印象的でした。さすが、吾郎さんのご友人だなぁと思いました(笑)

投稿: kazuyo | 2016/03/11 23:27

Kazuyoさん、こんばんは。レポありがとうございます。
私は千秋楽は残念ながら取れませんでしたが半ば過ぎあたりの舞台を観る事ができました。生の吾郎ちゃんに会えた安心感、そのあとはお芝居の中に入り込み、とても楽しい幸せな時間を過ごせました。舞台の上の吾郎ちゃんはいつもと変わらない佇まいで輝いていて心が澄んだような気持ちです。この時期に観れたこと本当に嬉しかったです。

投稿: maako | 2016/03/13 21:07

notesmaakoさん
千秋楽は、もう全国の吾郎ファンが集合したような盛り上がりでした(笑) カーテンコールの吾郎さんの言葉を聞きたいがために頑張ってチケットをとった人もいたと思うので、それは吾郎はわかっていたのではないかと。「皆さんの愛は伝わっていますから(笑)」と何度も言ってくれたのもそういうことかなぁと(笑) でも、どの日でも観劇できたのであれば、最高に幸せな時間を過ごせたと思います。とにかく笑顔で劇場をあとにできる舞台でしたね。鈴木聡さんの吾郎への愛も感じられる、優しい演目だったなぁと。パルコ劇場が新たにスタートする日が待ち遠しいですね。

投稿: kazuyo | 2016/03/14 00:56

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