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レキドクから見る歴史

今週はうって変わってお勉強モードの「ゴロウ・デラックス」。でも、とても興味深い課題図書だった。

第二百四回課題図書 『日本史有名人の身体測定』  篠田達明著

Photo 現役の医師でもある著者が、残された肖像がや遺品などを手がかりに教科書では教えてくれない歴史の意外な真実を解き明かした一冊。歴史の偉人たちの持病や死因を医師の医師の目で診察した「レキドク(=歴史ドクター)」本シリーズも大人気。

最初に、篠田先生が「レキドクを始めるきっかけ」になった部分を吾郎が朗読。歴史上の人物というのは、肖像画や映画、テレビドラマなどで見るものでイメージを膨らませるだけで実際は身長や体重がどれぐらいかはわからない。そこで、医学の目を通してどうだったか推定してみたのが始まり。日本医史学会に入会して、いろんなことを見つけることになる。

肖像画から、徳川9代将軍である徳川家重は、両肩が上がり気味で首だけ前に突き出している姿勢で唇が曲がっていて、斜視気味。このことから、脳性麻痺を患っていたのではないか。さらに、東京タワーの下にある増上寺に埋葬されている家重の遺骨を見ると、奥歯が噛み締められて磨り減っていることからも伺えるのだとか。

実際にスタジオに、歴代偉人たちの等身大パネルを並べてみる。残されている着物や肖像画の比率から身長を割り出し、写真などからBMI(肥満指数)を想定して身長と合わせて割り出す。これによって、意外と背の高かった聖徳太子や、肖像画では180センチぐらいに描かれている豊臣秀吉は、オランダ商人が残した「50インチほどだった」という記述で実際は140センチぐらいだっただろうと篠田先生は診断。実に興味深い(笑)

日本国内だけでなく、海外の女性裸身絵画からも診断。ボッティエリの「ヴィーナスの誕生」でも、いろんなことが推測される。
吾郎 「なんか、顔に陰りがあるようにも感じますよね」
篠田 「あっ、すごい!これは、吾郎さん鋭いですねぇ」
吾郎 「ありがとうございます」 
整形外科の医者からすると、ヴィーナスは外反母趾で水虫を患っていることから表情も曇りがちだろうと(笑)
親太朗 「吾郎さん・・・うちのお姉ちゃん、外反母趾です・・・」
吾郎 「それは、ちょっとお姉ちゃんに悪くない?」
さすが、日本一のフェミニスト吾郎さまheart(笑)

篠田先生は、演劇部に入るほど演劇の世界が好きで役者になりたかったけど、母親に演劇をするにしてもしっかり手に職をつけておきなさいと言われ、名古屋大学の医学部に入学。医師のかたわら、レキドクを始め、ノンフィクションだけでなく歴史医療小説も発表し、直木賞に5度もノミネート。篠田先生が小説を書き始めるきっかけになったのは、「ゴロデラ」にも来てくださった医者から小説家になられた渡辺淳一さん。「医者と作家の二足のわらじはダメ」と言われたことが、一番耳に残っているそうです。

最後に、篠田先生のご自宅訪問のVTRで、執筆部屋にはたくさんの鉛筆を用意している様子や、書庫には医療関係の本を始め、歴史書が部屋の四方の壁に設置された本棚にびっしり。書斎を持っている方の訪問VTRを見ると、本当に羨ましいなぁと思う(笑) これぐらい本に囲まれてみたい! 今後は、篠田先生は西洋の音楽家を診断したいそう。もちろん、吾郎さんが昨年演じたベートーヴェンも(笑) 吾郎さんも、クラシック好きなので興味があると。確かに、とても面白そう。是非、篠田先生には頑張って診断して本を出して頂きたいです。

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コメント

Kazuyoさま

本当にこの番組は吾郎さんと同じように振り幅が大きいですよね。だから毎回興味を持って飽きずに面白く見られる所が素敵です。

今回のゲストの篠田先生は、さすが整形外科医だけあって目の付け所が違いますね。こういう形で日本史を改めて見てみるとまた違った意味で面白なぁと思いました。

聖徳太子や織田信長、坂本竜馬、福沢諭吉が昔の人としては背が高いのに驚きましたが、豊臣秀吉、徳川家康は想像通り!写真や絵画から身長、体重まで分かってしまうのは驚きでした。名画「ヴィーナス誕生」のヴィーナスが外反母趾には笑ってしまいましたが・・・吾郎さんは確か日本史得意でしたよね。昔、テレ朝の番組でSMAP5人が出演した時、歴史上の人物を当てるクイズで唯一正解を出していた記憶があります。

篠田先生からゴロデラにも出演なさった渡辺先生とのエピソードも出たりして、吾郎さんが目を輝かせて聞いているのが印象的でした。

来週は「武士の家計簿」の作者で歴史学者の磯田道史さんがゲストですね。またまた、楽しい実になるお話が聞けそうです。吾郎さんと多方面に渡っての作家さん達の出会い、貴重な番組ですね。

投稿: さやか | 2016/05/07 11:29

kazuyoさん、こんにちは。私は、世界史も日本史も大好きなので、楽しくて、学校では教えられないことなども学べて嬉しい時間でした。偉人たちの病名や身長の割り出し方など、凄い興味深くて誰もが知ってる偉人達だけど、ドラマや映画のイメージと違ってたりして面白かったです。聖徳太子は、あんなに身長が大きかったんですね。豊臣秀吉の身長にも驚きました。あんな小柄だったとは。先生も研究所ながら楽しいだろうなって思いました。また洋画の「ヴィーナスの誕生」確かに外反母趾きつそうですよね、言われてみたら(笑)今までなにげなく見てた洋画でもこういう見方もまた新鮮ですよね。個人的には本の題名のモナ・リザも気になりました。吾郎ちゃんの親太朗くんのお姉さんの目線で思いやってるのが、紳士で素敵でしたねheart04親太朗くんも自分のお姉さんの気持ちになってくれてる吾郎ちゃんに対して嬉しかったんじゃないかなと思ってます(笑)是非、今度は音楽家のものもやってほしいです。ベートーヴェン気になる(笑)吾郎ちゃんも興味深いと思うので、是非お話してほしいですhappy01書斎って自分だけのスぺ―スって感じでいいですよね(笑)自分だけの空間で好きな本を読んだり、お仕事したり、趣味をしたりっていうのも凄い憧れますnote親太朗くんのハンコの秀吉、一人小さくてなんだか可愛かったです(笑)今回、誰かに話したくなるような内容で、一つ勉強にもなり得した気分にもなりました。色んな作家さんを呼んで、色んな知識を教えてくれるゴロデラはありがたいですhappy01

投稿: りな | 2016/05/07 17:55

今週も楽しかったです。この本があるなんて知りませんでした。興味深かったです。
西洋作曲家も読んでみたいです。
この本も近いうちに購入してみようかなと。順番にできるところからコツコツと。
どれだけこの番組が作家さんや出版社にとって必要な番組だということが、どんどんわかりますね。
だって、実際に購入したり図書館で読んだりと効果抜群ですもの。
いかに吾郎さんと外山さんがいい雰囲気を作り、スタッフさんが力を入れているかわかりますね。
静岡でも来週にやっと初めて放送されます。これが毎週放送されるのかはわかりませんが・・・
ずっと放送されるといいんですが。引き続き要望を出し続けます。

投稿: ゆっこ | 2016/05/07 18:55

hospitalさやかさん
微笑ましいときもあれば、癒されたり、勉強になったり、考えさせられたり・・・本一冊でこれだけいろんなことができるんですね。ブックバラエティって企画や編集がとても難しいと思うのですが、スタッフはとても優秀だなぁと感じます。整形医師という職業をおおいに利用して、偉人たちの診断もしてしまう篠田先生は、とても視野が広い方なんですね。本が好きで、歴史が好きで、音楽が好きで・・・とても人生を楽しんでおられるようで尊敬します。歴史がテーマとなる本は大好きなんですが、こういった視線からの本は知らなかったのでまた手にとってみたくなりました。すでに放送200回を超えたということは、吾郎さんの書庫にも200冊以上の本があるということで、素敵な「渋谷区」の3LDK(笑)のマンションになっているんでしょうね。どんな分野の方が来られても、自身の好奇心旺盛なところを良い形で出してくる吾郎さんの対応力には毎回感心します。今後も、どんな方がスタジオに来られて、どんな本を取り扱うのか楽しみですね。


hospitalりなさん
「ゴロデラ」を見ていると、自分の興味や知識が広がっていくのがわかりますよね。歴史上の偉人たちの意外な身長や体重に、思わず「へぇ~」と呟いてしまいました。推測とは言え、なかなか的を射ているのではないでしょうか。日本だけでなく、西洋にも目を向け、今後は音楽家の偉人たちを診断してみたいと、本当に楽しそうにお話する篠田先生は素敵ですね。吾郎の好奇心がくすぐられるのもわかります(笑) 親太朗くんは、毎回ちょっとした出演で番組をアシストしてくれるけど、いつも「吾郎さん、吾郎さん」となついている感じを見るのがとっても好きです。好きな人には「S」になる吾郎さんですが、とても可愛がっているのがわかりますよね。テレビ誌で、親太朗くんが吾郎さんと外山さんで自分の故郷である沖縄にロケに行きたいと言っていましたが、是非実現してほしいです。あっ、これも公式にお願いしておこうかな(笑)


hospitalゆっこさん
まさか、すでに没している偉人たちの身体測定ができるとは思いませんでしたよね(笑) 「ゴロデラ」を拝見すると、課題図書は全部読みたくなる。自分の興味がなかったものも手を出したくなる(笑) 吾郎が、「スマステ」の月イチゴローで慎吾が選んだものが自分の好みの作品でなくても観てみることはいいことだと思うと言っていたのがわかった気がする。あっ、昨日の「ゴローの日」に、ラジオ「おはスマ」で慎吾が「スマステでの吾郎ちゃんの映画のコーナーが最近ないので、番組に聞いてみる」と言ってくれていましたね。是非、「月一ゴロー」として復活してほしいです。これも、お願いかな(笑) そうなると、吾郎が大変になるかもしれないけど・・・「ときたまゴロー」でいいからお願いしたいです(笑)

投稿: kazuyo | 2016/05/08 00:01

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