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長寿番組の秘訣

今回の「ゴロウ・デラックス」は、いきなり笑点・・・ではなく「ゴロ点」のセットで始まった。そして、太鼓と三味線の音と共に水色の着物姿で上手から出てくる吾郎。これは、もちろん笑点をなぞったもの。日テレさんの長寿番組をゲストに合わせて完璧なセットを作り上げるTBSのゴロデラ美術スタッフに脱帽。

中央の座布団に座ってのご挨拶
吾郎 「昔から、若い時の苦労は買ってでもせよ」なんて言葉がありますが、今夜のゲストは若い頃からの苦労が実り、現在は名人の落語家、桂歌丸師匠です。ところで、皆さん。歌丸師匠の噺には、天然記念物以上の価値があるのをご存じですか? その理由は、「楽しすぎて、トキを忘れます!」なんて、冗談でございます。それでは、ゴロウ・デラックス、スタート」

着物に眼鏡・・・萌えしかない(笑) しかし、着物姿になるとさらに痩せたのがわかる吾郎。着やせしているのかもしれないけど、スッとした姿は儚げで美しい。バラエティ番組なのにっ(笑)!

第二百二十三回課題図書 『歌丸 極上人生』  桂歌丸著

Photo 噺家生活65年。どんな人生を送ってきたか綴った一冊。今年、5月。『桂歌丸 笑点を勇退』という衝撃的なニュースが駆け巡った。「笑点」と言えば、50年以上も続く国民的番組。その番組で、初回からレギュラーで司会でもありました。腸閉塞で入院をされ、息の吸い方が少し長くなり話し続けるのが困難になってきたため、ご自分から番組を降りられることを決断。

歌丸さんが生まれ育ったところが綴られた箇所を吾郎が朗読。歌丸さんは、横浜の真金町に生まれ育ちましたが、お祖母さんがそこで『富士楼』という遊郭を営んでおられた。真金町は、昔から「色町」として有名だったそうです。両親との縁は薄く、そんなお祖母さんに育てられた歌丸さんは、落語家になって「くるわ話」(遊郭が舞台となる落語)をするときは、実体験のもととてもやりやすかったと(笑)

古今亭今輔師匠に弟子入りするも、一時は「二ツ目」(「真打ち」の次の二番手の位置)のときに、なかなか舞台を踏ませてもらえず反旗を翻した。その後、破門同然となり仕事はゼロ。その時期は、化粧品のセールスもしたというから大変だったんですね。師匠に詫びを入れ、仕事復帰したあとに「笑点」のレギュラーのお仕事が入る。番組出演オファーのきっかけは、前衛番組となる立川談志師匠が司会をおこなった「金曜夜席」に呼んでもらったこと。

笑点」は当初、80%が談志師匠の意見が通る番組で、とにかく彼が好きなブラックユーモアを絡めてくれと言われる。当時、日本でブラックユーモアは浸透していなかったということなので、かなり大変だったんでしょうね。困り果てた出演者たちは、地方ロケでとうとうキレてしまいボイコット。戻る条件として、「二度とあの地方ではやらない」、そしてもうひとつは「司会は談志じゃ嫌だ」ということ。局側は、その条件をのんで復活。とても、そんなことが起こったようには見えない穏やかな番組ですが、いろいろとあったんですねぇ。

50周年を迎えられるぐらい長寿番組になった「笑点」の秘訣。外山さんが朗読。舞台では全員で和気藹々、でも楽屋では上下関係は大事にする。そして、司会をするにあたっても敢えて変化することなくそのままでいくと言われた歌丸さん。番組の良い意味での変わらないことが「笑点」が長く続いた秘訣なんですね。

笑点」を勇退された歌丸さんの、今いちばんの楽しみは趣味の化石集め。コレクションを少しスタジオに持ってきてくださいましたが、なんだかすごい(笑) 歌丸さんにとっては宝物のようなものなんですね。そんな歌丸さんに、「ゴロデラ」企画として笑点さながらの大喜利「ゴロ点」の司会をしてもらうことに。親太朗くんは座布団運び。まさしく「山田くん」だ(笑)

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桂歌丸とかけてなんととく
吾郎も外山さんも、これ台本なしのアドリブなんでしょうか?! だったら、かなり即席でうまく作っていて驚きです。吾郎に関しては、トークで話されていたブラックユーモアをガンガンいれてのなぞかけ。歌丸さんも最後の親太朗くんの消しゴムはんこも含め喜んでくださいました。

吾郎も外山さんも、年上のご年配の方への対応がとても優しくて安心して見ていられる。歌丸師匠の粋な部分ととてもよくマッチしていた。最後の大喜利での親太朗くんのでしゃばらない座布団運びに徹する様子も含め、「ゴロデラ」には常に良心で溢れていると感じました。

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コメント

kazuyoさん、こんばんは。オープニングの着物を着た吾郎ちゃん、細くてスタイルがいいのが分かって萌えますよねheart04すごく似合ってました。ゲストに合わせたセットは、ゴロデラさんのゲストの方を気持ちよく迎え入れる姿勢が素晴らしいしゲストの方の事をちゃんと考えてるつくりも優秀ですよね。見ている方も楽しい気分になります。歌丸師匠のことはもちろんよく存じ上げてますが、生い立ちは分からなかったので、今回発見できてうれしかったです。「笑点」は、沖縄ではBSの方で、放送があるんですが、とても穏やかで面白い番組なんだけど、やっぱり長く番組を続けていると色んなことがあるんですよね。人生と似てるなって思いました。歌丸師匠が長寿番組を続けていく秘訣の言葉、深いですよね。正に正論だと思いました。歌丸師匠の笑点のレギュラーになるまでの年表で、外山さんが歌丸師匠に関する出来事と日本に関する出来事を紹介した後の師匠の言葉が面白かったです。その後の吾郎ちゃんの言葉も三人息がぴったりで三人のやりとりが楽しかったです(笑)「ゴロ点」面白かったですね(笑)歌丸師匠の司会も聞けて嬉しかったし、吾郎ちゃんも外山さんも頭の回転が速くて凄い上手かったです。ブラックユーモアもイイ感じでした(笑)「がんばりましょう」(昔、ビデオで見せてもらって面白かったです(笑))での経験が役に立ってますよね。こうやって見ると改めてSMAPは、色んな事に挑戦してきたアイドルなんですよね。すみません、話がそれましたが、大喜利はホントに楽しいですよね。本家と同じ苗字の「山田くん」も似合ってて、さりげない感じが良かったです(笑)歌丸師匠がイキイキしていて、みんな笑顔でこれこそ番組の「和」ですよねhappy01kazuyoさんの仰る通り、年配の方への吾郎ちゃんと外山さんの配慮が素晴らしいですよね。ちゃんと心遣いができてます。吾郎ちゃんと外山さんがゲストの方とトークをして、その時間に親太朗くんがゲストの方への消しゴムハンコを作って、ゲストの方に気持ちよく帰ってもらう。番組も出演者の三人も凄くゲストに対する思いやりや心遣いがあって視聴者も色んな分野の本やゲストの方の知らない部分を垣間見ることができる、皆に広めたい番組です。来週もどんな話が聞けるのか楽しみnote

投稿: りな | 2016/10/23 21:47

落語って面白いですよね。何回か見たことはありますが、身近な話が多くて聞きやすいし、結構最後は軽快だったりしますね。
歌丸師匠はみんなが親しみを持っているので、もっといろんな話を聞きたいです。
そしてゴロ点ももっとやってほしかったですね。
吾郎さんのブラックな感じも長年培われてきたものが出たのかと。
こういうユーモアが見れるのは、ゴロデラだけになるのは寂しいですね。
月日が経つほど番組の愛が本当に伝わって来る素敵な番組です。
継続をお願いし続けなければ。
週末は笑福亭鶴瓶さんの落語会。タイミングが良くて楽しんできます。

投稿: ゆっこ | 2016/10/24 09:33

japaneseteaりなさん
定期的に吾郎さんの着物姿は見たくなりますね~(笑) とっても似合っていて、パステルカラーの水色の着物でも、「笑点」というよりは文豪かお花のお師匠さんのような姿に惚れ惚れしてしまいました。最後の大喜利のときも、親太朗くんだけでなく、吾郎や外山さんにも着物を来てほしかったなぁ。歌丸さんは病気で入院されたとは言え、とてもお元気でお話もユーモアがあって素敵ですね。落語界では破天荒なこともされてきたみたいですが、どこか品がある方ですよね。勇退されたということですが、こうやってトーク番組にはまた出演して頂きたいです。「ゴロデラ」はバラエティ番組だけど、歌丸さんのように品がある。昨今、バラエティは芸人さんを呼んで大騒ぎする番組ばかり。もちろん、そういう番組も楽しいし必要だとは思います。でも、「ゴロデラ」のようなブックバラエティは他にないので、もっとたくさんの方に見てほしいですね。Twiterで業界に知り合いがいるという中居さんのファンの方が呟かれていたのですが、地方局の深夜枠は自分たちの局の番組を作っていかなければいけないので、東京キー局で放送されている番組を買い取って放送するのは、よほど人気がないと放送は難しい。なので、地方独立局にお願いするのがいいとおっしゃっていました。つまり、関西ならMBSではなくてサンテレビやKBS京都にお願いをすると意見が通りやすいのではないかと。(キー局とは別に独自の番組を率先して放送しているので) これは、とても良いことを聞いたと思うので、地方で未放送地域にお住まいの方は是非チャレンジしてください。


japaneseteaゆっこさん
漫才は見る機会が多くても、落語となるとなかなか見ることはないですが、日本人のユーモアが詰まった娯楽なんですよね。鶴瓶さんは、関西人なら見ていたであろう大人気番組「突然ガバチョ!」が有名でしたが、これまた関西のみの放送だった「ざこば・鶴瓶らくごのご」が大好きでした。観覧のお客様を任意に三人選んでテーマをそれぞれ出してもらい、すぐに即興で三つのテーマを入れ込んで落語をするというもの。これで、落語を身近に感じて楽しんだ覚えがあります。鶴瓶さんの落語会に行かれるとのこと。楽しんできてください。吾郎の場合は、落語は無理でも大喜利は結構とセンスがあるのではないかと。語彙力があって頭の回転が速いので向いているんじゃないかと思う(笑) また、SMAP5人で大喜利をしてほしいですね。そのときは、是非、歌丸さんの司会で!

投稿: kazuyo | 2016/10/24 21:45

kazuyoさん、こんばんは^_^
今回の放送は大人で上品な内容でしたよね〜。歌丸さんはもちろん、戸山さん、そして吾郎さんの醸し出すやわらかな雰囲気。見ながらずーっと微笑んでました。ゴロデラはほんと貴重な番組だなぁ。最近特に感じるのですが、吾郎さんてスマートに見えるけど、本当はその裏で絶えず努力してるんですよねきっと。先日、昔のスマ進ハイスクールを見たんです。オーケストラで指揮をした時の吾郎さん。最初は全くダメだったのが、本番ではあの西本智実先生をうならせるほどの仕上がりをみせて、最後に爽やかにやり切ったぞ〜っていう笑顔☺️ 吾郎さんの魅力ってこういうとこなのかなぁって。つよぽんファンのわたしですが、なんか再認識しちゃいました。
ああ、ずっと5人でいてほしいのになぁ。

投稿: かすれムーン | 2016/10/26 21:01

japaneseteaかすれムーンさん
コメントありがとうございます。SMAPの個人の番組って、とてもカラーが出ていますよね。どれも、良いところが出ていると思います。番組ひとつとっても、SMAPの個々の個性がいかに素晴らしいかわかってしまう。それぞれの番組スタッフも、その辺のところはしっかり把握されているんでしょうね。「スマスマ」のスマ進ハイスクールは、最近のコーナーの中では実によくできていました(笑) 私もときたま見直したくなります。あげてくださった指揮もそうですが、宝塚の方たちをお招きしたのやら、芸術、文学などをそれぞれが個性を発揮できるコーナーでした。個人的考察ですが、剛くんは誰もが認める努力家。そして、吾郎さんは傍目にはわからないけど陰で努力している人という感じを受けます。ロハスのお二人、実は案外静かな負けず嫌いだと思っています。5人でいるとわかりづらいですけどね(笑)

投稿: kazuyo | 2016/10/26 23:11

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