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喜劇役者にこだわる意味

ゴロウ・デラックス (2017年6月22日・29日放送分)

ゲスト:ムロツヨシ

前編・後編と二週続けての放送となりましたので、まとめてレポしておきます。
吾郎とは、バラエティだけでなくまさしく初共演となる「喜劇役者」さん。

第二百五十四・二百五十五回課題図書 『ムロ本、』 ムロツヨシ著

Photo 映画・舞台・ドラマ、さらにはバラエティ番組の司会まで、一度見たら忘れられない独特の存在感は唯一無二。そんなムロさんが、月刊誌『プラスアクト』でブレイクする前から書き続けた連載をまとめた本作。自身の壮絶な人生をモチーフにした小説や、オリジナルの劇台本、さらには芸能界の交友関係まで全400ページ。喜劇役者、ムロツヨシの全てが詰まった渾身の一冊。

肩書に「喜劇役者」とつける理由は、昔なら代表とされる喜劇役者さんという存在がいたけど、現代ではそういう存在の役者さんは少ない。ムロさんは、舞台でずっと喜劇をやりたいと思っていたので敢えて自分から「喜劇役者」であると言われているよう。

8年前からの連載を収録したこの本には、ムロさんならではのこだわりがある。そのひとつが、「。」の代わりに全て「、」を使用。パソコンで打つときに「・・・」が出せずに「、」になってしまっただけらしいですが、自分流にしてしまったという「後付け(吾郎曰く)」の天才(爆)

ムロ本、』の目次にそって話を進めます。
1. ムロツヨシ、- 序章的な
ムロツヨシの日常が描かれている。と、いうことで・・・ムロさんがこれまで出演した映画・ドラマ・バラエティ番組をまとめたフリップと共に振り返る。

フリップを持ってきた親太朗くんの義兄にあたる小栗旬さんとムロさんは仲が良く、小栗さんを通して会うこともしばしば。親太朗くんが酔っ払って帰宅し、義兄の小栗さんに40分ほど説教をくらったときにもムロさんはその場にいたそう。いろいろ、見られたくないことも知られている感じ(笑)

ムロさんが本格的に映像作品に出演したのは、2005年の『交渉人 真下正義』。吾郎も外山さんも作品は見たけど、よく覚えてない・・・他にも、2007年の『ガリレオ』など。ご本人曰く、「ワンカット役者」なので仕方ないらしい(笑) 顔を認識してもらえるようになったのは、2011年の『勇者ヨシヒコと魔王の城』だそうですが、世間一般に知られるようになったのは、2013年のNHK朝ドラ『ごちそうさん』。吾郎も朝ドラ出身者(笑) 『青春家族』に15歳で出たときは、よく町で声をかけられるようになったらしく、お二人で「朝ドラはすごい!」という話に。

バラエティ番組にできるだけ出演しようと思ったのは、名前を覚えてもらって舞台に観に来てもらおうという想いが強かったからというムロさんの話に、「自分は贅沢だけど、そういう経験をしてきてないから、そういう人にしかできないお芝居ってあるんだろうなぁ」と羨ましそうに話す吾郎の率直なコメントは、ムロさんは嬉しかったでしょうね。

2. 数、ある記憶の中から - 自伝的な
自分を「数」という主人公に置き換えて、生い立ちから現在に至るまでを赤裸々に綴った短編小説集。

両親がよく喧嘩をしていた結果離婚となり、祖母に育てられたというムロさん。高校のときに、両親の離婚の話をすると「不幸自慢になるからやめろ」と言われたことがトラウマとなり、事実を話してもそう捉えられることもあるんだなぁと感じたそうですが、自分のために書いたそう。自分の人生を見つめなおすという意味でもよかったのかな。

親太朗くんを交えて、「ゴロデラ」レギュラー陣で朗読。親太朗くんのたどたどしい読みっぷりに、ダメ出しする吾郎に言い訳する親太朗くん。
ムロ 「違うんだ、親太朗。君の久々に芝居した感想を言う展開じゃないから(笑)」
確かに(爆) お二人、仲良いんですね(笑)

3. 本に掲載された対談から交流関係を探る
役者の先輩、後輩から、友人。その交流の幅はとても広く、ムロさんの人柄が伺えます。とにかく知り合った方とは親しくしたいというムロさんは、苦手だと思われても押して押して押しまくるそう(笑) 吾郎の場合は、気も遣うので2、3人で飲むのが理想なのだとか。

4. どっか、の台本 - シナリオ集的な
舞台で演出も手掛けるムロさんが短編のシナリオに挑戦。

舞台役者として台本をもらったときのありがたみを感じ、自分で台本を書いてみようと思ったのがきっかけ。22本の短編台本作品の中からムロさんが一番思い入れの深い第一回目の短編『黒船』を吾郎と一緒に朗読してみることに。共演したことがないので、自分の書いた台本に吾郎さんが読んで相手役を演じてくれるのは少し緊張するというムロさん。それを聞いて、緊張が移ってしまう吾郎(笑)

外山 「この間、ロバート秋山さんの子役のミチくん(との朗読)(笑)」
ムロ 「あ~、見たっ(笑)!」 (「ゴロデラ」見てくださってるんですね)
吾郎 「パパ~!パパ~!(ロバート秋山さんの口真似)っていう」
外山 「あれ以来(笑)」
吾郎 「あれは、コントだから」

しかし・・・これが、とても良かった。やっぱり、お二人とも素晴らしい役者さんなんですね。最初、聴いたときは、なんの話を兄弟(吾郎が兄役、ムロさんが弟役)でしているのかと思いながら聞いていたら、途中から「あ~!」と思って見直したら深い話だった。

ムロ 「最初、緊張したんですけど、やっぱり嬉しくなっちゃった。書いたときのこと急に思い出しちゃって、「これ、あの稲垣吾郎と朗読するんだぜ!」って。しかも「テレビの前でやるんだぜ!」って」
吾郎 「あはは」
ムロ 「それと、最初のト書きを外山さんが読んでくれたときに嬉しくなっちゃって、プロが読んでる~!と思って。この8年前の稚拙な文章たちを、プロが(外山さん)、プロが(吾郎さん)!って」
吾郎 「それ、後付けですよね(笑)?」
ムロ 「そこまで言っちゃったら、後付けっぽく聞こえますよね(笑)?」

5. ムロツヨシ、インタビュー - 独り語り的な
インタビューで締められているこの本は、全体的に家族の話が多い。そこで、「結婚」へと話題が・・・この本を自ら読んで「親になってみたい」という願望が出てきたそうですが、吾郎は「まったく未知の世界だけど、経験するとまたお芝居とかも・・・」と話すと同意するムロさん。結婚も役者としての経験としてしておくのはいいかもしれないというのはお二人ともあるみたいですね。

そして、最後に親太朗くんの消しゴムはんこ。今回は、オシャレに髪をまとめてきたムロさんですが、いつも家で会うときのボサッとした自然体のムロさんを作品に。

ムロ 「この間、家でバッタリ会ったときには、この番組に出るって決まってる前だったんですけど、「(番組)たまに見てるよ」って言ったら、「そうなんですよぉ、あれ、はんこのやつ知ってます? めんどくさいんですよ」って(笑)」
スタジオ大爆笑
吾郎、崩れて爆笑(笑)(笑)(笑)

まったく、彫っているところも映されなく、誰がゲストとかも当日知るみたいでしんどいときもあるでしょうねぇ。でも、裏で少しぐらい愚痴っているとしても、親太朗くんは真面目でもっと出せ!とかないんだろうなぁ。野心がなさすぎるきらいもあるけど、それが親太朗くんの良いところで、吾郎はそんな親太朗くんを収録ではいろいろ言うけど可愛がっていると思います。

番組出演をとても楽しんでくれいたムロさん。吾郎との朗読も喜んでくださって。近いうちに、ムロさんと吾郎の共演が実現しますように!

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コメント

2週にわたってムロツヨシさん。テレビではよく見ていたけど、人柄は知らなかったです。
いろんな事を経験して彼と言う人間が出来てきて、注目されているんですね。
吾郎さんも外山さんも本当にゲストに興味をもって接して相変わらず共感していましたね。
朗読、本当によかったです。短くてもちゃんと芝居になっていて息がぴったりでした。
いつか共演するのを見てみたいですね。
しかし、山田君のハンコの不満も流してくれるスタッフさん、最高ですね。それだけ信頼が厚いということですね。
なんの障害もなく好きなことが出来るように祈るばかりです。ananの対談を見て余計そう思いました。
こうやってゲストの方に喜ばれて、バラエティにありがちな煽る演出もない素敵な番組ですね。
こういう番組こそ地上波で放送すべきですよね。
はがき職人頑張りましょう。

投稿: ゆっこ | 2017/07/02 13:39

kazuyoさん、こんにちは。ムロさんのことは、最近、あるコント番組で知りました。表情がとても豊かで、お芝居も上手くて面白かったです。ムロさんの過去のお話も聞けて良かったです。あんなに明るいのに悲しい出来事があっても、ポジティブにみんなに笑いを提供する姿勢は素晴らしいです。親太朗くんとも親しいんですね(笑)絡みが聞けて、また吾郎ちゃんの可愛い笑顔が見れて嬉しかったです。吾郎ちゃんとムロさんの朗読劇は、声で演技して、難しいはずなのに、凄く上手くてさすがだなって思いました。二人一緒のお芝居も観たいです。朗読劇もいいですよねhappy01外山さんもト書きさすがでした。三人のプロの力を見た気がしました。吾郎ちゃんとムロさん、お芝居で共演してほしいです。きっと仲良くなると思います。親太朗くんの不満可愛かったです(笑)仲良くてなんでも話せる関係って素敵ですねhappy02

投稿: りな | 2017/07/03 15:52

bookゆっこさん
ムロさんは、バラエティにもよく出演されていたので面白い方という認識はあったのですが、家族のことで学生の頃から悩みもあって明るい一面とは別にいろんなことを考えていた人なんだなぁというのがわかりました。ドラマにも多く出演されていますが、本来舞台役者さんで舞台がとても好きというのが滲み出ていましたね。そんなところは、吾郎と似ているなぁと感じました。是非、今後、ムロさんと舞台でご一緒することがあればいいなぁと思います。親太朗くんもよく知るムロさんだったので、消しゴムはんこの披露の際に親太朗くんの話題になったのも良かったですね。エピソードには大笑いしましたけど。このときの、吾郎の素で笑う様子がとても可愛かったです(笑) 「ゴロデラ」の存続自体が不安な状況になっていますが、業界でも見てくださっている方が多いので是非続けていってほしいですね。


bookりなさん
舞台役者さんらしいなぁという感じをムロさんから受けますね。吾郎との朗読がとても良くて、お二人で二人芝居の舞台を見てみたいと強く思いました。台本を覚えるのが得意な吾郎なので、是非、ガッツリ台詞がある二人芝居をまた見てみたいです。吾郎が舞台のお仕事に戻れるのはいつになるでしょうか。独立が決まった今、どこに移籍するのかすでに決まっているとは思うのですが、吾郎が好きな舞台の仕事が早くできるようにしてほしいですね。事務所を離れる三人のCMが終わっていくのを静かに見守っていますが、せめてレギュラー番組は続けていってほしいし、なによりやりたいことが早くできる環境になってほしいと思います。応援する準備はできているので。

投稿: kazuyo | 2017/07/04 04:22

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