いまだからこその純愛

ゴロウ・デラックス (2017年11月16日放送分)

ゲスト:ビートたけし

どうやら、今回はスタジオの雰囲気が違うようで(笑) ゲストの方の威圧感(笑)? でも、そこは「ゴロデラ」なので、ちゃんといつものように「小説家」としてお招きして番組は回ります。

第274回課題図書 『アナログ』 ビートたけし著

Photo 純愛をテーマにした本作は、出版されると10万部の売り上げを突破。

テレビや映画の頂点を極めた著者が、なぜ純愛をテーマにした小説を書こうとしたのか。

いままでにも、50冊ほど本を出してきたたけしさんですが、実際は自分が話したものを文章におこしてもらっていたので、今回の作品が実質的には自分で書いた初めての作品。きっかけは、同じ芸人の又吉さんが「火花」で芥川賞をとったことに触発されたとたけしさんは言っていますが、本当にそうなんだろうか(笑)

たけしさんが撮る映画はバイオレンスなものが多く、周りから「男と女の話がない」と言われていた。映画の脚本として「アナログ」のようなものがあったので、それを本にしようと思ったのが恋愛小説を書くきっかけになったのだとか。実際やってみると、映画で10秒で撮れるシーンを文章にすると1ページは軽くいってしまうことに大変な作業になったそう。

スタジオに、実際にたけしさんが手書きで下書きしたノート4冊を「自分が本当に書いた証拠品」として持ってきてくれました(笑) ノートにビッシリと書かれた文章。これを、まとめて一冊の本にするだけでも大変そうです。

プラトニックな恋愛を書いたのは、現代の恋愛がネットやLINEなどで連絡を取り合うつまらなさを感じ、連絡を取るにも考えなきゃいけないアナログ時代の恋愛を書こうと思ったら自然とプラトニックな内容になったもよう。

吾郎と外山さんで朗読した箇所には、たけしさんの女性観もつまっています。たけしさんにとって、女性は「母親であり菩薩であり天使である」、そんな存在。自身がマザコンだったと認めるたけしさんは、意外と女性に純粋な人なんだろう。

最後に、新しく転機を迎えた吾郎にアドバイスをくれたたけしさん。

たけし 「あらゆるものは転機で、人類だったら死ぬことで、消滅と生まれ変わるのを繰り返す。転機も同じようなもので、いっぱいあったほうがいいと思う。転機があるっていうことは、進化している証拠。ありがたいしチャンスだと思い、今、いいとこに来てると思ったほうがいいんじゃない

たけしさんは、たまにテレビで見かける吾郎へのコメントに正直不愉快になったことはあります。だけど、とてもいいことも言ってくださったりする。本音はどちらにあるのかわからないけど、もともとは照れ屋の人で真面目に人を褒めることが苦手なのかもしれない。そんな人が、今の吾郎に良いアドバイスをくれたことは感謝しかありません。

アナログ」で吾郎さんが演じるなら何がいいか聞かれたたけしさんが、「主役の男性じゃないの?」と言ったところが放送されなかったのは残念だったなぁ。

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ドラえもんが結ぶ信頼関係

新しい地図の「72時間ホンネテレビ」すごかったですね。
木曜の夜9時から始まったAbemaTVでの生放送。録画できなくて見れなかったコーナーもあると思いますし、物申したいところもあったとは思うのですが(笑)、楽しめた方は多かったのではないでしょうか。残念ながら、放送時の週末は休日出勤でほぼ見られなかったので、AbemaTVで追って動画が放送されているのを見てから、ガッツリ感想はあげさせて頂きます(笑)


ゴロウ・デラックス (2017年11月2日・9日放送分)

ゲスト:むぎわらしんたろう

「ゴロデラ」が二週に渡ってお送りするドラえもんの世界。オープニングに吾郎と外山さんの頭上にはタケコプター(笑)

その小芝居の中に爽やかに入ってこられたのは、漫画家のむぎわらしんたろう先生。むぎわら先生は、ドラえもんの生みの親である藤子・F・不二雄先生の最後の弟子。F先生が亡くなったのは1996年。しかし、むぎわら先生はF先生の遺志を引き継いでドラえもんの新作を発表し続けた方なのです。

今回のロケは、川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアム。ミュージアムにはF先生が描かれた貴重な原画や作業道具や作業机が展示されています。F先生が46年間で手がけた作品は合計330作。累計発行部数は、国内だけでも1億5000万部! むぎわら先生がF先生のアシスタントを始めたのは、ドラえもんの連載開始から19年目の1988年。

自分が幼少の頃に見ていたアニメの原作を、まるで絵画を鑑賞するようにジッと見る吾郎の美しさ(笑)

漫画の中のドラえもんには、よく見ると縦の線が描かれている。大きさによって、定規で調整して手書きで毎回描かれていたらしく気が遠くなりそうな作業。色をつけるようになると、ドラえもんの水色着色は水彩絵の具を使用。とても、珍しいそうです。

第272・273回課題図書 『ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~』 むぎわらしんたろう著

Photo 最後の弟子である著者が綴る、F先生との感動のエピソードやドラえもんのヒミツが詰まった一冊。むぎわら先生がF先生のアシスタントになったきっかけは、子どもの頃から好きだった『ドラえもん』を読んで漫画家を目指し、1987年19歳のときに藤子不二雄賞を受賞し憧れのF先生と対面。そのころ、藤子不二雄がコンビを解消し、編集部よりF先生のアシスタントを打診され、藤子プロに入社。

吹き抜けの壁に設置された本棚に並べられた大量の蔵書は圧巻です。そして、貴重なむぎわら先生自作のスクラップブックには、アシスタントで背景を担当したときに、以前の作品から「野比家」「しずかちゃんの部屋」「スネ夫の家」「ジャイアンの雑貨店」などを貼って参考にしたそう。

外山 「ドラえもんやったら、吾郎さん、のび太くんですね」
吾郎 「うん、そうかも。自分はジャイアンにはなれないし、出木杉くんでもないし。なんにも自分じゃできないし」
外山 「のび太くん・・・優しいのび太くん」
吾郎 「なんか、褒められてるのかなぁ」
外山 「うん、褒めてますよ」
吾郎 「まあね、しずかちゃんと結婚できるもんね

そこ(笑)?! 確かに、吾郎ならのび太をうまく演じそう。

むぎわら先生は、1994年にはチーフアシスタントに。任されるものが多くなったとは言え、F先生がこだわって好きなものには注文は多かったのだとか。恐竜のディテールにはうるさかったらしい(笑) 自分が漫画家だと考える。SMAPの漫画を描きます。アシスタントに背景は任せたとしても、吾郎の服には「それは違う!」とダメ出しをしそうな自分が簡単に想像できて納得(爆)

1996年、むぎわら先生のもとに届いたF先生の訃報。連載途中だった『のび太のねじ巻き都市冒険記』は、F先生が描かれた下絵だけの段階でむぎわら先生たちアシスタントの方が仕上げたそうですが、F先生の描きたいものがラフな下絵だけで伝わるという信頼感に感動しました。

最後にF先生が作業机に残された第3話の下絵全ページとアイデアノートを見せてくれるむぎわら先生。貴重という言葉でも言い表せられないほどのもの。アシスタントと編集者の方たちしか見れないものですよね。

吾郎 「すごくない?!全国放送じゃない?今夜」

本当にそう思います。これが全国放送でないって、ちょっともったいなさすぎて放送できないローカル局を恨むレベル(苦笑)下絵はラフすぎて普通の人には、それぞれのキャラクターの台詞も省略されていてさっぱりわかりません。でも、むぎわら先生にはひとめでF先生が何を描きたかったのかわかったというのに鳥肌が立ちました。

吾郎 「心に寄り添っていくってことですよね。(下絵を)見ただけじゃわかんないもん、やっぱり」
そして、突然・・・
吾郎 「わかった!あのゴミ箱だ!(F先生の机の横のごみ箱には、書き損じた原稿を破り捨てていたものが捨てられていて、むぎわら先生にとっては宝物だったらしい)いつも、このぐらいの状態の原稿を持って帰ってたんだ!絶対、そうだ!」
外山 「金田一さんになってますけど、だいじょうぶですか?」

親太朗くんの、むぎわら先生とF先生の顔が並んだ消しゴムはんこも最高でした。
頭から終わりまで、優しさに包まれた内容だった。F先生の遺志を引き継がれたむぎわら先生の優しさ。『ドラえもん』がどうして感動できる作品になっているのかわかった気がしました。

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SFの中のリアリティ

ゴロウ・デラックス (2017年10月19・26日放送分)

ゲスト:松本零士

二週に渡り放送された「伝説の漫画家シリーズ第5弾!! 」。今回のゲストは、大ヒット作品『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦ヤマト』を世に送り出した松本零士先生。いろんなエピソードをお聞きして「へぇ~!」の連続でしたね(笑)

漫画家の方の自宅兼仕事場を訪問する恒例のロケ。あれ?!吾郎さん(笑)? 夜の『零時社』の前でなにやらコスプレ中。『銀河鉄道999』のキャラの扮装をしたお二人。メーテルと鉄郎なのはいいのですが・・・メーテルが吾郎(笑) いや、確かにシルエット的には間違っていない(笑)
吾郎 「普通、逆ですよ」
外山 「ほんとですよね。でも、似合ってますよ」
吾郎 「延々とこんな仕事してるからね。もう動揺しないから。でも、ちょっと久々で、こういう女装嬉しいわheart

第二百七十・二百七十一回課題図書 『松本零士 零次元マンガの描き方』 松本零士著

Photo 著者がマンガの極意を描いた一冊。最初のヒット作品は、1971年に連載された四畳半のアパートに暮らす男たちを描いたギャグ漫画『男おいどん』。その後、1974年にはアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の制作に参加し大ヒットを記録。1977年には『銀河鉄道999』の連載を開始し、またたくまに大ヒットとなりアニメ化される。

まずは、『零時社』の様子をレポート。庭に置かれた大きな車輪は、松本先生が上京したときに乗ってきた蒸気機関車SL-D51(通称デゴイチ)のもの。次に車庫に案内されて見せてくれたものは、先生が大事にしている日本への輸入第一号の1960年代クラシックカー・モーガン。

Photo

とにかく、松本先生には好きが高じてこだわりのものがいっぱい。玄関ドアには、映画フィルムのリールを見立てたデザイン。応接間には飛行機の喫煙灰皿がついたビジネスクラスのシート。そして、ショーケースにおさめられたたくさんの戦闘機プラモ。ここで、想像どおり食いつきまくりの吾郎(爆)

ロケを忘れる43歳(笑)(笑)(笑)

他にもいろいろ出てくる、出てくる。時計のコレクション。小学生のときに描いた漫画作品。アニメーションを作りたくて自分で製作した映写機。この映写機は、手塚治虫先生の『鉄腕アトム』の第一話が制作されたときに使われたそう。

松本零士 漫画の極意 その①
SFにおけるリアリティ」 
SFという空想のストーリーながらも、細部にはリアリティを追求。戦艦ヤマトに関しては、実際の設計図をもとに描かれている。

松本零士 漫画の極意 その②
絵のディテール
作中に出てくる計器類は、海外では「レイジメーター」と言われるほど注目されている。さらに、未来都市の描写は先生の憧れが反映されている。

松本零士 漫画の極意 その③
美女
子どもの頃から美女を描きたかったという先生は、特に強い美女への強い憧れがあった。少女漫画雑誌から、男性の漫画家が締め出され、少年漫画はすでに重鎮の漫画家の先生たちがいたので、新しく生まれた青年誌へ活動を移したのが、美女を描きだしたきっかけだったのだとか。

吾郎も松本作品に出てくる強い女性キャラはタイプだそう。(そうなの?!どう考えても、おしとやかな女性が好きですよね(笑)?)
これまた恒例の、漫画家の方からのその場で描いてもらう直筆イラストとサイン。「ゴロデラ」には、過去ご出演してくださった漫画家の方たちの貴重な色紙がたくさんあるんですよね。(もしくは、吾郎の自宅の宝部屋(笑))

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最後の、親太朗くんの鉄郎の消しゴムはんこも素晴らしかった。
松本先生は、ゆっくりと穏やかに話される方で・・・若干、話が長い(笑) でも、吾郎も外山さんも途中で止めることなく聞いて感動していて、本当に良いMCですよね。先生が最後に自ら「長話になりましてすみませんでした」とおっしゃられていて、きっと楽しんでくださったんでしょうね。さすがの「ゴロデラ」でした。

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意外な共通点

ゴロウ・デラックス (2017年10月12日放送分)

ゲスト:燃え殻

デビュー作が発売一か月後で売り上げ7万5000部を突破。デビューのきっかけはTwitter。
吾郎 「外山さんのTwitterもフォロワーさん一万人を超えてるみたいな・・・」
外山 「そうなんですよ!ビックリしちゃったぁ(笑)」
吾郎 「僕も台本読んで、ビックリしたんですよ(笑)」

オープニングは、著者の本を出された話から外山さんのTwitterの話に(笑)
吾郎 「なんで、Twitterやってんの?」
外山 「ラジオの番組でやらされて、そのままになってるだけなんですよ」
吾郎 「あんまり更新してないんでしょ? 一万人が待ってるんだよ?!」
外山 「そんなことよく言いますよね(笑)?」
吾郎 (笑)

外山さんのコメント返しの意図は、私たちと同じであろうか。つまり・・・「他人にそんなこと言ってるけど、あなたなんてまだ呟いてもいないのにフォロワーが34万人を超えてるじゃないか! ちゃんと更新するんですか? 34万人が待ってるんだよ?!」と(爆)

燃え殻さんは実は作家が本業ではなく、テレビの美術製作をされている。この「ゴロデラ」でも課題図書『日本史有名人の身体測定』の際に、実存していた歴史上の人物の等身大パネルを制作されて、とてもお世話になっているのです。

美術さんということで、この番組のためにご自身のプロフィールフリップを持参(笑) なんと、吾郎さんと同年齢。と、いうことで、番組では敢えて二人の人生も比較しながら進めることに。

Twitterでのアカウント名でもある「燃え殻」は、大好きな元キリンジの堀込泰行さんの曲のタイトルから頂いたそう。作家デビューのきっかけとなったTwitterでの燃え殻さんの巧みな文章が出版社の目にとまり本を出版。元々ラジオでのハガキ職人だったので、短い文章で起承転結を作るのに慣れていたのが、140字でおさめるTwitterでうまく表現できのだろうと自己分析。いえいえ、言葉のセンスが大きいですよね。

第二百六十九回課題図書 『ボクたちはみんな大人になれなかった』 燃え殻著

Photo 1990年代を舞台に、当時の流行や情景を織り交ぜながら、大好きな彼女との別れを描いた作品。元カノのFacebookを偶然見つけてしまうエピソードから展開されるストーリーは、多分に著者の恋愛経験が盛り込まれている。90年代から2000年にかけての世の中の混沌とした感じが、自分としては書きやすく選んだテーマだそう。

燃え殻さんは、元カノの彼女から勧められた映画や音楽といったサブカルチャーにものすごく影響を受けたらしい。そんな話を聞いて、吾郎も同じ頃にカメラマンのアシスタントをしていた2歳年上の女性に憧れ、やはりとても影響を受けたらしい。
・・・吾郎さん、そんな話、初耳ですっ(笑)!

燃え殻さんの本の中の名言
男は過去の自分に用がある、女は未来に忙しい

男性である燃え殻さんや吾郎と違い、女性である外山さんは「過去は過去」と言い切れるのがまさに良いたとえでした(笑)

同じ年齢の吾郎さんに、燃え殻さんがどうしても聞きたいこと。それは、ご自分が酷い生活をしていた90年代にどうしていたのか。そこで、これまた燃え殻さん自身が作成してきた二人の比較フリップが登場(笑) 

19歳のときに燃え殻さんが挫折生活をしているとき、吾郎はマセラティを買う(笑)(笑)(笑)
吾郎 「だって、頑張って働いてたもん!」
燃え殻・外山 「まぁ、そう、そうだと思います」
吾郎 「そうだよ!女の子と外でデートもできないしさぁ」
燃え殻 「謝罪ですね」
外山 「それはね、車にいきますよね、お金がね。デートで使うとかじゃないんですもんね」
吾郎 「だって、税金対策しないといけないじゃん?」

22歳の燃え殻さんがエクレア工場で先の不安を感じているときに、吾郎はクラブで夜遊び(笑)(笑)(笑)
燃え殻 「(工場で働いている人は)ほとんど外国の方で、そういう意味では吾郎さんのクラブでの夜遊びと近いんですけど」
吾郎 はははっ(笑)

二人の環境は違えど、不安はあるんだろうけど感じる時間がなかったというのは共通点らしい。不安を感じる前に目の前にあるものをやらなきゃいけない。深刻に悩む時間がなかったから、今の仕事も続けられたんじゃないかなぁという燃え殻さんに、「わかります」と大きく同意する吾郎。やりたくてやっている仕事でも、日々忙しくて過ぎていくというのは誰しもそうなのかもしれない。

燃え殻さんが、この「ゴロデラ」の収録語にTwitterでこう呟かれていた。
稲垣吾郎さんはすべてがスマートで美しい方でした。そしてとにかく優しかった。優しすぎて失礼なことを言ってしまったような気がして、日々心配してるくらい優しかった。

同い年ということで初対面だけど言いたいことを楽しく話してしまったことを思い出されたのかなぁと。吾郎さん、マセラティのところで恨み節だったし(笑) でも、吾郎もすごく楽しんでいたのがわかる。また、ゆっくり対談してほしいなぁと思いました。

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第157回芥川賞受賞作品 『影裏』

ゴロウ・デラックス (2017年10月5日放送分)

ゲスト:沼田真佑

番組恒例の芥川賞受賞作家をお招きした今回の「ゴロデラ」。いつものように、オープニングで吾郎から沼田さんに花束が贈られます。ある意味、とても作家さんらしい物静かでシャイな沼田さん。これは、MCのお二人の腕の見せどころですね(笑)

沼田さんからお話を聞く前に、いままで番組に来てくださった芥川賞・直木賞を受賞された作家さんたちのダイジェストが少し流れます。こうやって見ると、なかなかに濃いキャラクターの方たちが多いですね(笑)

デビュー作で芥川賞を受賞された沼田さん。まさに彗星のごとく文豪界の仲間入り。受賞した報告は、編集者の方から聞いたそうですが・・・実は、本人に直接電話があったのに受賞するとは思わず携帯電話を鞄の中に入れていて気づかなかったというエピソード(笑) そして沼田さんも、授賞式は普段着で参加(笑) 

第二百六十八回課題図書 『影裏』 沼田真佑著 (第157回芥川賞受賞作)

Photo 首都圏から岩手県へ転勤した三十代の会社員、今野。同僚で釣り好きの日浅と知り合い友情を育むが、日浅の転職をきっかけに疎遠。そうした中、東日本大震災が起こり、営業で釜石にいた日浅が被災したかもしれないと知る。

『影裏』を読み解くためのキーワード
1. 描写力
岩手在住の沼田さんが、実際に見て感じる岩手の自然を描く筆力。VTRで沼田さん自身が、作品に投影された里川となる「生出川」にスタッフを連れて行ってくれます。自然の穏やかな川。作品に描かれている景色のままと吾郎も外山さんも話しています。

2. マイノリティ
作中に、セクシャル・マイノリティが恋愛や性愛を通さずに書かれている。主人公今野の元恋人で性同一性障害を抱える副島和哉が、SRS(性別適合手術)を受け女性として登場する。
作品に入れ込んだ理由は、沼田さんがそういった方たちと友達になったことがあり、大変だろうなぁという想いからすくいとりたいと思った。それが、文学のひとつの役割だと思うと話されていて、しっかりした想いがあってのことなんですね。

沼田 「ある程度、(小説の)大枠は決めるんですけど、そこから自然とそれていくんですね。「小さくまとまるなよ」という呼びかけが聴こえてきて、失敗を覚悟でそっちのほうへ行ってみるんですね」
吾郎 「そのコントロールができなくなったときっていうのが、一番いいパフォーマンスができますよね」
沼田 「あぁ、そうですよね」

沼田さんの考えも素晴らしいと思いますが、それを聞いてすぐにこういったコメントが出てくる吾郎の感性にすごいなぁと思いました。

3. 東台日本大震災
震災を全面に押し出したわけではなく、人間関係を描くことでそれを取り囲む自然の怖さを言及している。
この作品は、2010年~2011年の話を描いたので、あの時代の人や社会を書けばおのずと震災のにおいがしてきて書いた。時代が先だったというお話。

影裏』というタイトルは、作中に出てくる70代の方が毛筆で書いた字を自分の部屋に飾っていて、その中のひとつの語という印象でつけられたそう。なにごとも、偶然のものが集まってできた作品なんですね。

そんな沼田さんは、岩手での初めての芥川賞受賞作家ということで、地元でサイン会が催されました。VTRには、たくさんの方が参加してとても嬉しそうに沼田さんとひと言お話されている様子が。
吾郎 「嬉しいんですね、岩手の方」
外山 「ほんとですよ、岩手県民として誇りに思うって」
吾郎 「そっとしておいてほしいタイプの方なのにね」
沼田 「ほんとに、ほんとにそうなんです(苦笑)」
吾郎 「しょうがないですよ。だって、芥川賞とっちゃったんだもん!
沼田 「はい、そうですね(笑)」

うつむいて恐縮する沼田さん(笑)

吾郎 「次、会ったら、羽田さんみたいになってたらビックリしますよ、僕」
沼田 「いえいえ(汗)」

影裏』で、新人純文学作家の登竜門である文學界新人賞も受賞されてダブル受賞の快挙。賞金については、車検、自動車税、滞納していた国民年金の支払いでほとんど消えてしまったそうで、なかなか面白い方でした(笑)

最近の作家さんたちは、話術も上手な方が多くてそれに慣れてしまっていたけど、本来は沼田さんのように寡黙でシャイな作家さんたちも多くいるんだろうなぁと。それでも、テレビはこの「ゴロデラ」が初めての出演というのはありがたいです。吾郎と外山さんなら、ちゃんと作品の話をして、トークも回してくれます。どんな作家さんたちも出てみたいと思われるのは当然かもしれない。

吾郎のラジオはradikoでエリアフリーとタイムフリーが今週から可能になり、radikoのプレミアム会員になれば未放送地域でも聴けるようになりました。この「ゴロデラ」もTBSさんのTverやオンデマンドサービスが始まるよう声を出していってくれるとありがたいです。ジャニーズ事務所を出てやれることのひとつがまた増えました。要望は出していきたいですね。

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自然との共生

ゴロウ・デラックス (2017年9月28日放送分)

ゲスト:安藤忠雄

オープニングトーク
外山 「さて、今夜はですね、あの表参道ヒルズを設計された方がいらっしゃいます」
吾郎 「よく行きますよ。気持ちいいじゃないですか、なんか。吹き抜けになってて。渋谷近辺はテリトリーなので(笑)」

渋谷の街を歩いていれば、吾郎にあたる・・・のかな(笑)?

第二百六十七回課題図書 『安藤忠雄 仕事をつくる~私の履歴書~』 安藤忠雄著

Photo_6 建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞をはじめ、その受賞歴はまさに前人未踏の領域。代表作品は、表参道ヒルズ東急東横線渋谷駅など身近な建築物にとどまらず、世界でも活躍。精力的に世界を飛び回る著者の半生を綴った一冊。

スタジオに入ってきてすぐ、「絶望的なセットやねぇ」と笑っていわれる安藤さんに、「僕ら、自慢のセットなんですけど」と答える吾郎(笑) シンプルで無装飾なデザインをされる安藤さんには、きらびやかすぎるよう。セットはまだしも、金ダルマがねぇ(爆)

安藤さんが今抱えているお仕事は、生まれ故郷である大阪に1件、日本全国で20件、海外で35件という超多忙なスケジュール。設計する作品には、安藤さんのこだわりが詰まっています。

表参道ヒルズ(2006)
長年、表参道のランドマークとして親しまれてきた同潤会青山アパートメントを建て替えたもの。歴史ある景観を守るため、ケヤキ並木の高さを越えないよう設計。建物前は、約7度の勾配になっているので、その坂を中に引っ張ってきたので、ヒルズの中は坂になっているらしい。さらに、昔のアパートメントの一部も残したデザイン。

Photo_2

安藤 「建築というものは、いかに周囲の環境をどう味方にするか。そして、そこにあったものを残すことも大事」

そんな安藤さんは、マネージャーはいずスケジュールもすべて自分で把握。それを聞いて、「(自分は)マネージャーに起こしてもらうので、甘えちゃいけないな」と反省(笑) さらに、内臓はほとんど手術でとられているけど、とても仕事に意欲的。先の希望を見ていると元気になれるそう。

安藤さんの人生は、建築家ながらなかなか面白い。
・ 17歳のときはプロボクサーを目指していた
・ 師匠は自分
・ 飲み仲間には、サントリーやアサヒビールの社長

Photo_3 高校卒業後、独学で一級建築士の資格を取得した安藤さんは、自分の足でいろんな有名な建築物を見て歩くのがモットー。
自分で事務所を立ち上げ独立するも、コンペには落選し仕事もこない。そんなときに、飲み仲間の社長さんたちから大きな仕事を受ける。それが、大阪天保山のサントリー美術館(1994)と京都のアサヒビール大山崎山荘美術館(1995)。同時期に頼まれた仕事は、同業者同士ということで波紋を呼んだらしいですが、当の社長さんたちは良いものを作ってくれたらそれでいいと言ってくれたそう。やはり、人の上に立って成功する人たちは、器が大きい。

Photo_4 安藤さんを一躍有名建築家として知らしめたのが、1974年の日本建築学会受賞作品『住吉の長屋』。コンクリート打ち放しという発想で、その後の建築家たちに多大なインパクトを与えた。窓や空調設備は一切無く、玄関や家の真ん中にある中庭に屋根がない。ちなみに、吾郎のマンションの中庭には水が張ってあって、キラキラして吾郎はとても気に入っているそう。

Photo_5 周囲の環境と共生するという安藤さんのこだわりは、すべての作品に一貫している。香川県直島の地中美術館(2004)は、瀬戸内の景観を守りたいという理由で、一度建てた美術館を地下に埋め戻すという徹底ぶり。『光の教会』では、依頼主と壁一面にくりぬいた十字架の型に窓を張りたくないと大激突。(結局、依頼主の意志が重要ではガラスは嵌められている(笑))

このデザインと同じ大きさで作った作品が、東京六本木の国立新美術館『安藤忠雄展-挑戦-』に展示されています。12月18日まで開催されているので、見に行けそうな方は訪問してみるといいかもしれないですね。

自然と共生することをモットーとしている安藤さんご自身は、便利なマンションに住んでおられるという終わり方もナイスでした(笑)

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品格は我慢

革命です! 大革命ですよ!

昨夜、ネット配信での動画で活躍してくれるのもいいとコメントに書いたところでしたが、まさかその想像を軽く飛び越えて「新しい地図」が広がりました! 昼にAmebaTVで吾郎慎吾の生放送72時間本音トークの予告動画が流れると聞いてスタンバイ。番組予告の他に、Instagramで慎吾、ブログで吾郎、YouTubeで剛がそれぞれアカウントを持ってくれることの告知。加えて、Twitterでは3人全員のアカウントが一斉に公開!

あれよあれよという間に、フォロワーが急増してすごいことになっています。SNSとかしてくれたらいいなぁとは思っていたけど、まさかこんなに早く実現してくれるとは思っていなかった。SNSに慣れていないファンの方もいるとは思うのですが、とりあえず吾郎さんのブログはとっかかりとしてすぐに読めると思います。あとは、なんとか駆使してみてください! 

新しいチャレンジに拍手! これからが、実に楽しみです。


ゴロウ・デラックス (2017年9月21日放送分)

ゲスト:阿川佐和子

通常のレポも再開しておきます(笑) 
一度、番組に出演された阿川さんですが、やはり話を引き出すプロ(笑) 吾郎がいつもより饒舌になっていろいろ話してくれました。

今年5月に63歳で初めてご結婚された阿川さんに、吾郎と外山さんからお祝いの言葉。以前、番組に出演されたときは結婚はもうしないだろうと言われていた阿川さんですが、もともと結婚願望は普通にあったけど子どもがもう生めないだろうなぁというのを越えたあたりからこだわらなくなっていたと。晩婚も素敵ですよね。おめでとうございます。

独身組のMC二人、吾郎と外山さんは結婚に関して興味津々。結婚しない理由は人それぞれあるという話から、阿川さんが吾郎にそれとなく理由を聞いてみます。

吾郎 「本当に若いときは、パートナーがいたとしても、やっぱりそういう(アイドル)仕事をやっているからとかはゼロではなかったと思うんですよ。今は、逆に心配されちゃうと思うので、それはもう平気だと思うんですけど(ファンがってことかしらん(笑)) ただ、その間に独りで生きていける術を自分で磨けちゃってる自分もいたりとか・・・なんでも自分でできるし」
阿川 「本当になんでもできるんですか? 料理もできるの?」
外山 「全部、できますもんね(笑)」
吾郎 「趣味になっちゃったんで」
阿川 「じゃあ・・・もう、ダメだ(笑)」
吾郎 「そうなんですよ。だから、今度、家にラブドールいれようかなぁと思って(笑)」 (先週の話題ですね(笑)!)

第二百六十六回課題図書 『バブルノタシナミ』 阿川佐和子著

Photo バブルを知る世代が、チャーミングに年を重ねるための知恵が詰まった一冊。

バブルとはなんだったのか? 1980年代後半から1990年代初頭にかけて日本で起こった未曽有の好景気。お金を使うことが正義と世間が浮かれていた狂乱の数年間。その頃、阿川さんはTBSの報道番組でアシスタントを務めていたが、まったくバブルの好景気を実感していなかったらしい。

吾郎の場合は、SMAPが結成された1988年で歌番組が軒並み終了し、デビューした1991年はバブルがはじけた後の世代。それでも忙しすぎて、遊んでいる時間もないし、十代なのでお酒も飲まず夜の遊び場にも行けない。なのに、19歳のときに初めて買った車がマセラティ(笑)(笑)(笑)

結婚において、吾郎が躊躇する理由のひとつは価値観の差異。最初は、彼女に合わせるけど、それがだんだん苦痛になってきて爆発するんじゃないかと。
吾郎 「はじけるバブルだったら、経験しなくてもいいんじゃないかなみたいな(笑)」

うまい、吾郎さん(笑)! 
でも、女性二人から「その都度、言わなきゃ!」と責められる吾郎(笑) 別れるときに、「君のなになにが我慢できなかったとか言われると、じゃあ、そのとき言ってよ!ってなる」というのは正論(笑)

吾郎は、優しすぎるのが仇になるタイプだね。いろいろと細かいところが気になる吾郎の性格に、阿川さんは「私とは結婚できない(笑)」と言われますが、外山さんは「やってくださるのなら別にいいですけど(笑)」と・・・それだ! そう思ってくれる女性と一緒になればいいのよ。吾郎さん、モテるだろうから女性との交流関係は多そうだけど・・・意外と恋愛下手なのかもと思った(爆)

吾郎 「誰か紹介してくださいよ(笑)」
阿川 「この人(外山さん)どうですか? おおらかっぽい」
吾郎 「今、楽な気がしてきた、外山さんとは(笑) 僕が自分でやればいいんでしょ?」

外山さんには言いたいことを言える仲だから、本当に案外うまくいくと思うわ(笑) 

吾郎 「(外山さんに)結婚しよう(笑)」
外山 「なに言ってるんですか(笑)」

この流れではそうなるけど、ちょっと照れて赤面してしまう外山さんが可愛い。当人たちがその気なら応援します(爆)

話題を課題図書に戻します(笑)
品格は少しの我慢」 これも名言。やりたいことも、TPOをわきまえてするのが大人の品格。 「意識だけでも持っていたい」と言う吾郎はいつもそうしてますよね。お店で騒ぐ人は大嫌い。皆さん、吾郎の話で盛り上がるときは気を付けましょう(笑)

阿川 「直接「うるさいよ」って言っちゃえばいいんですけどね」
吾郎 「言っちゃっていいってことですね」
阿川 「でも、稲垣さんなんて、そんなの翌日ネットニュースですよね」
外山 「そうですね、なっちゃいますよね」
阿川 「だから、我慢しなきゃいけないことがいっぱいあって・・・」
阿川・外山 「「かわいそう」」

(笑)(笑)(笑) 吾郎さん、同情されて複雑な感じが可愛いです。

本の紹介ができたか気になってしまった吾郎に、阿川さんが充分できましたと楽しんでくださった模様。やはり、インタビューのプロとなる阿川さん。いろいろ吾郎のことが聞けて嬉しかったです。ありがとうございました。

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LOVEGORO X KISHIN

ゴロウ・デラックス (2017年9月7日・14日放送分)

ゲスト:篠山紀信

二週に渡って伝説の写真家をゲストに迎えての放送。想像していた以上に、篠山さんと吾郎が仲睦まじかった(笑)

第二百六十四・二百六十五回課題図書 『LOVE DOLL×SHINOYAMA KISHIN』 篠山紀信著

Lovedoll 時代を代表する数々の有名人を50年以上も撮り続けている誰もが認める伝説の写真家。そんな多くの著名人を被写体に収めてきた篠山さんの新境地となる写真集。等身大の女性人形であるラブドールを、人間を撮影する手法で撮影。

篠山 「いやぁ、呼んでくださってありがたいです」
吾郎 「いえいえ、こちらこそありがとうございます」
篠山 「この番組はねぇ、出版界ではねぇ、評判の番組でね。本を出すとみんなここに出たがっているんですって。なかなか出れないんだよって言われて。「今日は、お前頑張ってこい」と(出版社に)言われました(笑)」

噂では聞いていた、「ゴロデラ」出版業界の評判。こうやって、番組で話してくださって篠山さんに感謝です。ここで疑問・・・そんな評判のいい番組がなぜ全国放送でないのか?! 本当にもったいない!

最初の話題は、もちろん吾郎が最近篠山さんに撮って頂いた雑誌『家庭画報』でのグラビア写真撮影。昔からお世話になっている篠山さんに撮ってもらって嬉しかったという吾郎ですが、この写真本当にいいですよねぇ。篠山さんに最初に撮ってもらったのは、19歳のときの上半身ヌード(笑) 撮影前に腕立て伏せをして筋トレをしておくように言われたというエピソード、初めて聞きました(笑)

篠山さんは吾郎はスタティック(静かにあまり動きのない様子)なイメージがあるけど、今回の撮影ではとにかく動いてもらったと。(吾郎もラジオでこのときのことそう話していましたね)

篠山 「吾郎ちゃんは男前だからね、静かにしているとだんだん自分のポーズをするんですよ。絶対にいい男に撮れるところ知ってるし、結局それに嵌るの悔しいから、こっちは(笑)」

だから、いろいろ動いてもらったんですね。確かに、いままでにない吾郎の表情が映し出された良い写真でした。

篠山流撮影術 (対人間)
・ 撮影に時間はかけない
・ 一回目(の撮影)が一番良い写真が撮れる確率が高い (自分が出るから)

ラブドールを撮ることになったきっかけは、オファーがまずあり面白いと思って乗っかったらしい。いままでアートとしての人形を撮ったことはあるがラブドールは初めて。人間を撮るようなライティングの試みで撮影。

篠山流撮影術 (対ラブドール)
・ 人形は人らしく、人は人形らしく撮影
・ 撮影場所の下見はしない
・ ラブドールは人間も表情は自分で見つけに行く (人形を動かすのではなく、撮影する自分が動く)

吾郎 「ちょっと、ラブドールのロケに行きたいです、篠山さんと(笑)」
篠山 「もうねぇ、そうしたら(吾郎ちゃんをモデルとして)使っちゃいますよ! そのまま、もうだってお人形shineだもん」
言われて、人形のようなポーズをとる吾郎。
美しい! 篠山さんでなくても思わずシャッターを押しそうになるよね(笑) その様子を見て、「いいなぁ、今度、ね」とその気になる篠山さん。吾郎さん、是非撮ってもらいなさい(笑)!

篠山紀信が印象深かった写真
09072mpg_20170919_220324598 ・ 黒柳徹子さんの著書『トットひとり』のカバー写真
(これは、黒柳さんがゲストで番組に主演してくださったときにも紹介されました)当時、黒柳さんのような方がセミヌードを撮影してもらうのはとても稀。黒柳さんの心意気にも感動。

09141mpg_20170919_220736306 ・ 亡くなる一年前に撮影した三島由紀夫
聖セバスチャンの『殉教』の宗教画からと三島さん自らがアイデアを出した一枚。他にも『男の死』というタイトルで写真集を出そうと一年がかりで撮影をしたが、亡くなられたので世に出ず。

・ 1971年に出版した写真集『オレレ・オララ』 (リオのカーニバルを撮影)
人が多くて道路の反対側まで渡れない。そんなとき気づいたのが「自分もサンバを踊ればいい!」。そうすると、すんなりと反対側に行けたそう(笑)
篠山 「物を受け入れちゃえば、パッと開いてくれてスッとそこが見えてくる」
この名言に、なにやら深く考える様子の吾郎。ちなみに、この経験から篠山さんは「芸能写真家」となることを決意。

09142mpg_20170919_222402126 ・ 最高傑作となる、絶頂期の山口百恵さんを撮った一枚
半日間、山中湖で写真を撮るとなったときは、まさしく絶頂期の百恵さん。(当時18歳) 篠山さんが担当していた雑誌三誌のグラビアに掲載するからと事務所を説得して撮影開始。とてもセクシーで色っぽい表情の百恵さんですが、篠山さんが考えるに「単に疲れていたんだろう(笑)」と(笑)(笑)(笑) なるほど、けだるさ満載の写真はそういう理由かも(笑)?

・ ジョン・レノンの遺作となったアルバム『ダブル・ファンタジー』(1980年)のジャケット写真
篠山さんがヨーコさんに頼まれてNYまでお二人を撮影しに行った中の一枚。実際はカラー写真だったといういことで、初公開のカラーヴァージョンがスタジオに。篠山さんは、ジョンの手の位置などの違いに今気づいたと言われていましたが・・・どういうこと?! 加工されたのか、何枚か撮った中の別の一枚なのか。このアルバムが発売された後、すぐにジョンはファンだという男に撃たれて命を失います。志半ばで命を絶たれたジョンの無念はいかほどか・・・残念です。
Johnyoko

撮影:篠山紀信

最後に、篠山さんと吾郎で撮影会。外山さんがお二人の写真を撮ってくれます。篠山さんの構図としては、吾郎ちゃんは人形のように知らんぷりしてくれていたら、僕が「吾郎ちゃん・・・heart02」と寄り添う・・・職権乱用(笑)(笑)(笑)! 老若男女、誰にでも好かれる吾郎。

篠山 「(外山さんに)早く撮らないとっ!」
篠山 「もっと寄って、UP! UP!」
篠山 「(吾郎ちゃんと一緒で)嬉しいなぁ」

(笑)(笑)(笑) 篠山さん、真剣すぎっ(笑) ほとんど、私たちファンが吾郎とツーショ撮れたらこれぐらいのテンションになるのではないかと思われる不審な要求。外山さんの「はい、は~い」と適当にかわすお返事が最高でした(爆)

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みんなで手芸をしてみよう!

ゴロウ・デラックス (2017年8月31日放送分)

ゲスト:光浦靖子

今回のゲストは、吾郎とは実はとてもなじみの深い方。舞台を始め、映画でも共演してきた芸人さん兼女優さん。

第二百六十三回課題図書 『靖子の夢』 光浦靖子著

Photo 芸歴25年に対して、手芸歴37年のキャリアを持つ著者が、手芸の中でもとくにブローチへの愛でもってこれまでに300点以上も手作りしブローチ集を三冊出版。クオリティーはプロ級。

ひとつの作品にかける時間は、短いもので2~3時間。長いものなら2~3日をかける光浦さん。いままでに、できあがった作品を加藤浩次さんに差し上げてみたら「気持ち悪いから持って帰れ!」と言われたらしいですが、細部にこだわったブローチは商品として充分売り出せるほどの出来栄え。

吾郎 「でも、僕、結構好きですよ」
光浦 「えぇ?!ほんと?怖いって」
吾郎 「男の人、皆、そう思うけど、僕は意外とキラキラしたもの好きなんですよ。可愛いものとか、花とか好きですし。部屋に花、飾ってるぐらいですから」
光浦 「ちゃんと、『小さな乙女virgo』住んでるんだな、心に」
吾郎 「住んでます、住んでます(笑)」

男から見た偏見をいっさいなく、素晴らしい作品を賞賛する吾郎も素敵だけど、そんな吾郎を茶化さずに「小さな乙女が心に住んでいる」と返す光浦さんもとっても素敵な方だと思いました。そんな吾郎に、光浦さんは吾郎へと持ってきたプレゼントを渡すことに。

chickダチョウのポケットチーフ chick

Photo_3 可愛いんですけど~。吾郎がちゃんと胸元のポケットに入れるとさらに可愛い。「いままで誰も身につけてくれた人がない」という光浦さんの言葉をしっかり聞いていたと思われる吾郎は、ずっと番組中このダチョウのポケットチーフを胸に入れたままでした。

ダチョウの体がもともとの毛の柔らかさで、針で刺していくことで顔や首の固さになっていくそう。羊毛のほうが動物の毛の様子は出るそうですが、アクリルのほうがまとまりやすく時間短縮になるらしい。針でアクリルの毛をチクチクザクザクと突っついて形にしていく・・・これは、なかなか根気のいる作業だ(汗) なので、光浦さん曰く「念がこもりそう」と(笑) 男性が少し気持ち悪いと感じるのは、そういうところでしょうか(笑)? でも、可愛いものは可愛いよね。吾郎の考え方が好き。

光浦さんのお部屋には、手芸用の材料がいっぱい! ビーズやらリボンやらの装飾用のパーツも買い込んであるんですね。知り合いにも手芸ではないですが、日々、材料を買っている人がいるのでこの辺はとてもよく理解できる。綺麗に整頓されていて、光浦さんはとても女性らしい人なんだなぁと感じました。私には、手芸も整理整頓もまったくない分野なので羨ましいです(笑)

手芸好きになったのは小学生の頃に入った手芸クラブ。始めてみたらとても楽しくて、それからずっと趣味としているみたいですが、もうプロの域ですよね。今は、ブローチづくりに嵌っているが、それまでに小さなテディベアや編みぐるみなども嵌ったそう。

光浦さんがブローチに嵌ったのは、「ブローチは結界。丸い中で自由にさせてほしい。乙女解放区なんだ」と課題図書の中で語っています。洋服屋にブレスレットや指輪はあるけど、ブローチというのはなかなか売っていない。胸(ハート)につける大事なものに!と思うと愛しくなったそう。

たくさんある作品の中から、光浦さんの思い入れのあるものをスタジオに持ってきてもらいました。ブローチ作品の初号機。すでに、完成度の高さがすごいです。作品が100個溜まったら幸せになるんじゃないかと漠然と思ったという話は笑いました(笑) 結果、たくさん作品ができたので本にできたというのは素晴らしいですね。いままでに三冊出されていますが、作品の写真が可愛くレイアウトされているのも素敵ですが、光浦さんもいろんな服を着て映っていて写真集のようでもある。・・・吾郎さんも、趣味の本を出してください(笑)!

08312mpg_20170903_173926303 二冊目の本には、動物の半面、つまり真正面からの形で二本足だけ作ればいいという画期的な手芸法を生み出したにもかかわらず、手芸界に旋風が巻き起こらなかったと光浦さんは不満(笑) そんな作品の中で、chickキリンのネクタイchickを吾郎さんにすこしつけてもらうと、やっぱり可愛い。作品の力と吾郎の力で、可愛さ倍増(笑)

光浦 「吾郎ちゃんなら、なんとかインスタとかに載せてよ。吾郎ちゃんがお気に入り!なんつってTwitterでやってくれればね。私のジャスティン・ビーバーになってくれよぉ!これ、世界で売れるかもしんね~」

(笑)(笑)(笑) 確かに、そんな画像を吾郎がSNSで出してくれたらファンは買いたくなるかも(笑) 残念ながら、吾郎さんはジャニーズなのでSNSができません(笑) でも、今後わかんないよ~。吾郎本人次第だと思うけど。

三冊目でトライした作品は、有名人の顔。これが出来栄えだけでなく本当に似ている。光浦さん、すごい才能だね。親太朗くんが消しゴムはんこで花咲かせたように、人にはそれぞれ得意とするものがあって素晴らしいなぁと感じる。光浦さんは好きな人の顔だから作れるということなので、今度は吾郎の顔をつくってほしいわ。

聞いていると作ってみたくなるもの。スタジオでも光浦先生のもと吾郎と外山さんもトライしてみることに。丸ばかりでできるので簡単だという熊さんの顔を作ってみることに。言われたとおり、鉛筆で下書きした輪郭に適量の毛を丸めて針でただ刺していく。これが、意外と楽しいらしくお二人とも子どものよう。同じ熊さんの顔でも、それぞれ違ってくるのも面白い。

Photo_4

先生の作品はさすがですが、吾郎のは「外国の熊さんみたいで可愛い」と光浦さんからお褒めの言葉が。外山さんの作品が『保毛田保毛男』みたいだと盛り上がる三人。吾郎の大爆笑に外山さんが「ひど~い(笑)!」と笑って、その様子を見て光浦さんもとっても楽しそう。

光浦さんの夢は、沖縄で自分の作品を売る傍らでカフェの店を持ちたいというもの。沖縄と言えば、親太朗くん。実際に、その夢を「ゴロデラ」がスタジオで実体験してもらう心配り。親太朗くんは、光浦さんの旦那様(笑) お客で来た吾郎と外山さんという設定。

光浦さんの夢を少しでも体験してもらおうという番組の優しさ。旦那様と急に言われ快く受け入れる親太朗くん。女芸人さんの趣味だとなると、どこの番組でも茶化されることありきで話されることが多かったと思うのですが、「ゴロデラ」ではまったくその流れはなかった。光浦さんが本当に嬉しそうだったのは、この番組の良心ですね。9月以降も継続して放送されることが、TBS編成局から公式で発表されました。継続される理由は、今回の放送を見ても明らか。全国放送に辿りつくよう応援します!

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くだらない面白さ

ゴロウ・デラックス (2017年8月24日放送分)

ゲスト:古屋雄作

吾郎の口から出てはいけない単語連発(笑)のオープニングトークからスタートです(笑)

第二百六十二回課題図書 『うんこ漢字ドリル』 古屋雄作著 文響社編

Photo 今、「うんこ」を使った例文が小学生に大人気。発売から5か月経った今も、本屋には「うんこ漢字ドリル」のコーナーがあるほどの人気ぶり。小学一年生から六年生までのドリルは、260万部を超える大ヒットに。

「うんこ漢字ドリル」の作者である古屋さんは普段は映像ディレクターですが、仕事のかたわら14年前の2003年に自身のHPで「うんこ川柳」を発表。この企画をテレビ局や出版社に持ち込むもうまくいかず、2015年にある出版社の目にとまり教育教材として出版することに。

古屋さんは、このドリルで小学生に楽しく漢字を勉強してほしいという熱い想いが。漢字の習得は何度も書くことから始まります。確かに、例題が面白ければ復習するのは苦ではなくなるかもしれない。古屋さんがもともと「うんこ」に着目したのは、言葉自体の中毒性だと。小学時代に男友達と「うんこ」の話で盛り上がったのに、成長するにつれ周りが話さなくなり寂しく感じたことから「うんこ活動」を始めたと語られ・・・

吾郎 「なるほど(笑) 真面目な顔して言われてもねぇ(笑)」

そうだよ(笑) だって、古屋さん、最初は教育教材のつもりじゃなくて、ただ自身の趣味で川柳を書いていただけですもんね(爆) でも、その発想が漢字ドリルの楽しい例題を3018個も生み出したんですね。

最初は、「うんこ」をかたどった形のドリルにしようと考えたが、その分ページ数が増える、コストがかかるということで今の形になったらしい。吾郎の「かわいいけど、本棚に収まりにくい」という着眼点は鋭いと思いました。ただ面白いだけでなく、漢字ドリルとしてしっかり作られているのもこだわりのひとつ。回答欄は「うんこ」の形で、小学生が書きやすいように幅も大きく取り、コメントや書き順もしっかり描かれている。

BESTうんこ例題
・ うんこをもらした政治家の{し}持率が、なぜか上がった。
 {春}らしい色のうんこだ。
 花{ふん}が入らないように、鼻のあなをうんこでふさいでおこう。

例題のモットーは、明るく楽しく! そして、嫌悪感をなくす。いや・・・くだらないです(笑)(笑)(笑) でも、これは小学生には大爆笑なんだろう。

こういう話をしていると、吾郎からいきなり思い出した小学生のうんこにまつわるトラウマエピソード(笑) 実は、この話は以前吾郎はテレビですでに話しています。また、思い出しちゃったのね(笑)

ドリルの例題は、約30年の歴史を持つ教育図書専門の編集プロダクションがすべて目を通してできあがっています。そのときの添削原稿を古屋さんが持ってきてくださったのですが、赤ペンでぎっしり。そして、これが声を出して笑ってしまった。例題に真面目に赤で直す真面目なコメントが笑えるのです。

教育図書専門の編集プロから、マジで怒られた赤ペン例文初公開
・ 子どもたちがうんこを壁に投げて遊んでいる。街を汚す行為なので犯罪です
 (OK文) 子どもたちがうんこに土をかけてあそんでいる。
外山 「なんで駄目だったのか考えてみたいと思うんですけど」
吾郎
 「そんなこと言ったら、他にも(掲載された例題で)駄目なのいっぱいある(笑)」

・ 校長が朝礼でうんこを始めたため、大混乱となった。 →身近な人物の奇行は、現実と重ねやすいので避けたいです
吾郎
 「(OK例題)「おじいちゃんが和室のど真ん中でうんこをしている」と変わらないじゃない! おじいちゃんだって身近な人物で、それ奇行でしょ? おんなじでしょ?! 紙一重ですよ(笑)」

もう、吾郎さんのコメントがいちいちおかしすぎて(笑)

・ 彼は危険を承知で猛獣のうんこに近づいていく。 →猛獣へ近づくのは危険です
古屋 「そもそも、近づけるのかっていう(笑)」

・ 大男が斧で巨大なうんこを叩き割る。 →不審なおそろしい人を連想させます
吾郎
 「なんで駄目なんですか?!(OK文)「ものすごい筋肉をした男が、かわいいうんこをしている」と変わらなくないですか? ものすごい筋肉をした人はいいの?」

吾郎さん、もっともな疑問ですが、きっと「斧で叩き割る」がひっかかるんでしょうね。

・ もううんこを口に隠すしか手段がない。 →衛生上、避けたいです
吾郎
 「これさぁ、(OK文)「花粉が入らないように、鼻のあなをうんこでふさいでおこう」と一緒じゃん(笑)! っていうか、「衛生上」(掲載されている例文)全部駄目だから!」

本当に紙一重で駄目出しがくるんだろうなぁ。しかし、吾郎が言うように、この例文を読んでチェックしているプロの方も思わず笑ってしまったのが多いのではないでしょうか。大変なお仕事ですね(笑)

最後に古屋さんから吾郎にお願いが。最後のドリルとなる小学六年生のドリルの最後には、例題に古屋さんの想いが詰まっています。それを、是非、吾郎さんに朗読してほしいということで、吾郎が心を込めて読み上げます。

吾郎 「うんこ漢字ドリルが、まもなく最終ページに至る。いよいよ全てのうんこを片付ける時がやって来た。片道だけうんこを運び、帰りは手ぶらで歩いた。部屋の片方のかべをうめていたうんこが全てなくなった。庭に作ったうんこの墓に(ふふふ・・・)お花を供える。うんこを必要とする全ての人々に、うんこを供給したい。子供たちがうんこうんこと笑っている。うんこがなくなった翌日、ぼくは落ちこんだ。うんこがなくなった翌週、ぼくは泣いていた。うんこがなくなった翌年、ぼくは中学生になった

後半、吾郎の朗読の声がとても優しくて不覚にも少し泣きそうになりました(苦笑) うんこなのに(笑)! 古屋さんは、前半にずっとくすくす笑っていて、吾郎に読んでほしい理由がわかりました(笑) 「うんこ」との別れを、名作映画『STAND BY ME』にたとえる古屋さん。

吾郎 「「片道だけうんこを運び、帰りは手ぶらで歩いた」・・・どこかに捨ててきちゃったってこと?」
古屋 「って、ことですかねぇ」
吾郎 「・・・駄目だよ。『STAND BY ME』じゃないよ」

(笑)(笑)(笑) ありがとう、吾郎。私の大好きだったリバー・フェニックスの初期の代表作を「うんこ」で思い出したくない(爆)

ずっと楽しそうに笑っていた外山さんが、うまいことを言ってくれました。
外山 「お別れできなかったから、コレ作ってるんですよね?」

吾郎と外山さんの軽い毒舌は、とても愛がある。

教育教材としていろんなところからオファーを頂いているという古屋さんは、今度は「うんこ英会話」を考え中なのだとか。英語を母国語にしている外国人には理解不可能として使ってもらえるかわかりませんが(笑)、小学生に教えるには喜んでもらえそうですね。

おまけうんこトーク
吾郎 「しっかりしたうんこが出ると、人はなんで嬉しく感じるの?」
古屋 「あぁ~」
外山 「そうですか(笑)」
古屋 「たまに、本当にすっきりポンッて出て、もう拭かなくてもOKぐらいなときありますよ」

くっだらない(笑)(笑)(笑)
でも、吾郎が可愛い顔で大爆笑していたから許す(笑)

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